2017.04.09 Sun エロゲーレビュー:ナツイロココロログ Happy Summer
0.公式等
公式
http://hearts.amuse-c.jp/rorologhs/index.html
前作レビュー
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-126.html
1.キャラについて
プレイ順は香奈恵→久遠→綺新→現実ハーレム→電脳ハーレム→小都音→鈴
(1)常盤久遠/クオン
幼馴染。CV:蓬かすみ
センターヒロイン幼馴染。幼馴染としては悪くないので、そもそも幼馴染という属性にどれくらい重きを置くかによる。
(2)臣苗鈴/リン
実妹。CV:鹿野まなか
しっかり実妹。FDでも殺人的なかわいさ。
何気に専用の背景等ももらっているので、一番シナリオで優遇もらっていると思う。
(3)名城綺新/キサラ
おっぱい先輩枠。CV:かわしまりの
関係の掘り下げ方はなかなかよかったので、FDで株を上げてくるキャラだと思う。
(4)七国小都音/ライ
後輩(妹の友人)枠。CV:八尋まみ
FDになって増々かわいくなった。
アイドル属性まで本格的に付与されて無敵感ある。
(5)梅宮香奈恵
顧問の先生。CV:橘まお
FDで枠もらえてた。やったね先生。
全裸でうろつき始めたりして、おいおいおいって感じだったけど。
2.システム
ゲーム周りでは変更点なし。
立ち絵鑑賞が追加。
3.音楽・演出
特筆点はなし。
4.シナリオ
基本的には、本編のそれぞれの√の後日談集。
新たに実装された「プライベートモード」を共通項として、ぶっちゃけただセックスするのがメイン。
本編だとエロシーンが少なめで、シチュも単調気味だったので、その補完をしつつ、シナリオを若干補完する感じで構成されている。
(1)久遠
シナリオの補完という観点では、墓参りの描写が追加。母親の話題ができるようになったのに墓参りの1つも行かないのは割と気になっていたので、その辺りは汲み取って描けていたと思っている。
(2)鈴
本編のビターな落とし方の路線をそのままに、二人のことを誰も知らないところでのデート、そして想い出の夏祭りで締め。随所にしっかり兄妹間恋愛の葛藤面の描写もしており、妹モノシナリオとしての完成度をあげている。
ロロログ全体をとおして、鈴√がぶっちぎりでシナリオがよくできている。
(3)綺新
主人公の成長物語の側面があるが、綺新自身も「あのデートはノーカンだ」としっかり女の子しているので、高水準でバランスが取れている。
綺新の母親も親父としっかり会ったみたいだしよかったよかった。
(4)小都音
テーマは小都音の成長。ライが一瞬出るものの、それはエロシーンの都合であろう(
憧れの具現化であったライに近づく小都音の描写をしっかり描いている
(5)香奈恵
全裸ウォーキング(
サブヒロインではあるものの、しっかりかわいい面がみられる後日談をもらえていると思いました。
5.エロシーン
現実ハーレムx2
電脳ハーレムx2
久遠x5(電脳水着、電脳バック、フェラ、水着 など)
鈴x5(電脳水着バック、新衣装、浴衣 など)
綺新x5(電脳キサラ水着、電脳ナギ、パイズリ、押し倒し)
小都音x4(フェラ、ラブホおもちゃ、お花畑 など)
香奈恵x3(全裸、温泉、学校)
小都音は本編で多かったので、1枠割を食ったかな?
6.総合評価
FDでフルプラは結構冒険だなと思いはしたが、エロシーンの内容、シナリオを考えても、一応及第点。
というのは、ボリュームとしては実はそんなに多くない。エロシーンは多いが、このゲームエロシーンがちょっと短めだと思うので、総合的にちょっと小粒に感じてしまうところはある。
本編が気に入っているのであれば文句なく勧められるが、全体を通して一気にやって評価となると、ボリュームに対しての値段はどうなんだろうというところはあるかもしれない。
ロロログシリーズ自体は非常にいいものだったと思います。特に鈴という妹を生み出したのは大きい。
Heartsさんの今後に期待します。
いじょ
公式
http://hearts.amuse-c.jp/rorologhs/index.html
前作レビュー
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-126.html
1.キャラについて
プレイ順は香奈恵→久遠→綺新→現実ハーレム→電脳ハーレム→小都音→鈴
(1)常盤久遠/クオン
幼馴染。CV:蓬かすみ
センターヒロイン幼馴染。幼馴染としては悪くないので、そもそも幼馴染という属性にどれくらい重きを置くかによる。
(2)臣苗鈴/リン
実妹。CV:鹿野まなか
しっかり実妹。FDでも殺人的なかわいさ。
何気に専用の背景等ももらっているので、一番シナリオで優遇もらっていると思う。
(3)名城綺新/キサラ
おっぱい先輩枠。CV:かわしまりの
関係の掘り下げ方はなかなかよかったので、FDで株を上げてくるキャラだと思う。
(4)七国小都音/ライ
後輩(妹の友人)枠。CV:八尋まみ
FDになって増々かわいくなった。
アイドル属性まで本格的に付与されて無敵感ある。
(5)梅宮香奈恵
顧問の先生。CV:橘まお
FDで枠もらえてた。やったね先生。
全裸でうろつき始めたりして、おいおいおいって感じだったけど。
2.システム
ゲーム周りでは変更点なし。
立ち絵鑑賞が追加。
3.音楽・演出
特筆点はなし。
4.シナリオ
基本的には、本編のそれぞれの√の後日談集。
新たに実装された「プライベートモード」を共通項として、ぶっちゃけただセックスするのがメイン。
本編だとエロシーンが少なめで、シチュも単調気味だったので、その補完をしつつ、シナリオを若干補完する感じで構成されている。
(1)久遠
シナリオの補完という観点では、墓参りの描写が追加。母親の話題ができるようになったのに墓参りの1つも行かないのは割と気になっていたので、その辺りは汲み取って描けていたと思っている。
(2)鈴
本編のビターな落とし方の路線をそのままに、二人のことを誰も知らないところでのデート、そして想い出の夏祭りで締め。随所にしっかり兄妹間恋愛の葛藤面の描写もしており、妹モノシナリオとしての完成度をあげている。
ロロログ全体をとおして、鈴√がぶっちぎりでシナリオがよくできている。
(3)綺新
主人公の成長物語の側面があるが、綺新自身も「あのデートはノーカンだ」としっかり女の子しているので、高水準でバランスが取れている。
綺新の母親も親父としっかり会ったみたいだしよかったよかった。
(4)小都音
テーマは小都音の成長。ライが一瞬出るものの、それはエロシーンの都合であろう(
憧れの具現化であったライに近づく小都音の描写をしっかり描いている
(5)香奈恵
全裸ウォーキング(
サブヒロインではあるものの、しっかりかわいい面がみられる後日談をもらえていると思いました。
5.エロシーン
現実ハーレムx2
電脳ハーレムx2
久遠x5(電脳水着、電脳バック、フェラ、水着 など)
鈴x5(電脳水着バック、新衣装、浴衣 など)
綺新x5(電脳キサラ水着、電脳ナギ、パイズリ、押し倒し)
小都音x4(フェラ、ラブホおもちゃ、お花畑 など)
香奈恵x3(全裸、温泉、学校)
小都音は本編で多かったので、1枠割を食ったかな?
6.総合評価
FDでフルプラは結構冒険だなと思いはしたが、エロシーンの内容、シナリオを考えても、一応及第点。
というのは、ボリュームとしては実はそんなに多くない。エロシーンは多いが、このゲームエロシーンがちょっと短めだと思うので、総合的にちょっと小粒に感じてしまうところはある。
本編が気に入っているのであれば文句なく勧められるが、全体を通して一気にやって評価となると、ボリュームに対しての値段はどうなんだろうというところはあるかもしれない。
ロロログシリーズ自体は非常にいいものだったと思います。特に鈴という妹を生み出したのは大きい。
Heartsさんの今後に期待します。
いじょ
2017.03.21 Tue エロゲーレビュー:ナツイロココロログ
FDが出るので手を付けました。
なんとかギリギリで攻略を終えたので、次はFDやります。
0.公式等
http://hearts.amuse-c.jp/rorolog/
1.キャラについて
プレイ順は鈴→久遠→小都音→香奈恵→綺新
キャラ評価はFDが出るとわかっている以上はそっちを込みで判断したいのでささっと。
(1)常盤久遠/クオン
幼馴染。CV:蓬かすみ
センターヒロインだけど、話の根幹である現実と電脳の恋愛というコンセプトからは割と縁遠いキャラ。
幼馴染としてはそこそこなのではないでしょうか。
(2)臣苗鈴/リン
実妹。CV:鹿野まなか
しっかり実妹。シナリオの項で触れますが妹シナリオとしては私的にはかなりいい部類のシナリオに入るかと。
(3)名城綺新/キサラ
おっぱい先輩枠。CV:かわしまりの
個人的にはキサラも方が好み。
(4)七国小都音/ライ
後輩(妹の友人)枠。CV:八尋まみ
個人的にシナリオが鈴なら、キャラは小都音(というかライ)が好み。
(5)梅宮香奈恵
顧問の先生。CV:橘まお
サブ攻略枠。というか攻略サイト見るまで攻略できるのを知らなかった(
2.システム
特筆点、不満点はなし、プレイする上でストレスはない。
3.音楽・演出
特筆点はなし。
4.シナリオ
中核は「リアルリンクプロジェクト」、現実と電脳の恋愛のクロスオーバーが核となる。
電脳世界というと戯画のBALDRシリーズが浮かぶ人も多いと思うが、あそこまでおどろおどろしいものではない。
1.舞台設定考察
(1)リアルリンクプロジェクト
ゲーム内での恋愛シミュレーションを通じて、現実での恋愛にフィードバックさせることを目的とするプロジェクト。乱暴な言い方をするならば、ギャルゲーのオンラインか。綺新の父と香奈恵が進めていたが綺新の父が他界し、香奈恵がプロジェクトを引き継いで進めていた。
綺新がプロジェクトに協力するために香奈恵とともに電脳研究部を立ち上げ、そこに嘉人を誘ったことで話が始まる。
(2)舞台効果
さてこの舞台設定、シナリオにどう作用しているか。①と②に分けて述べる。
①シナリオにおける恋愛過程の加速
まず恋愛シミュレーションという媒介を通すことで、恋愛をする上での過程をある程度すっ飛ばすことができる。これは次の3項に大別できる。
(ア)鈴√にみられる効果
この効果が一番有効になっているのが鈴√である。兄妹間の恋愛を描くのはシナリオ的にすごく難しい。義妹であれば「義理だから~」の免罪符でごまかすことも可能だが、実妹を攻略するとあるとそうもいかず、兄妹が恋愛関係に落ちる模様をしっかり描く必要がある。この舞台設定により、「兄妹」ということを意識することなくシミュレーションを行うことで関係を深め、恋愛過程における兄妹間恋愛の葛藤というものを合理的に後ろに回すことができている。(※1)
これがなかなかうまくできており、通常は兄妹間恋愛だとそもそもとして、「お互いが兄妹ではなく恋人として意識する」という取っ掛かりの部分からなかなかロジカルに描きにくいが、その困難を後回しにすることで先にお互いの恋愛感情を醸成することが可能であり、シナリオの停滞や論理性不足の解消に一役買っている。
(イ)他√にみられる効果
過程のスキップは久遠√、綺新√も同様の効果がみられる。
久遠√では疎遠になった幼馴染の距離間を縮める目的で、綺新√では「恋愛に疎い」というキャラに対してのブーストが目的で、シナリオを流す重要な舞台装置として働いている。
小都音√は電脳と現実の人格が違うため、この効果は表れていない。小都音√に対してこの舞台装置が及ぼす効果については後述する。
(ウ)メタ的な効果
電脳の恋愛を現実世界にフィードバックすることがゲーム内でのプロジェクトの目的であるため、ゲーム内での目的と、リアルでの目的が合致している例と言える。「リアルリンクプロジェクト」という舞台装置を通して、実シナリオ面でも恋愛模様の進行を進めているといえるであろう。
②多重人格性の演出
第2の効果は現実と電脳による多重人格性の演出である。これはキサラとライで見られる。
(ア)綺新√
キサラは本音変換ツールを搭載しているため、そもそもとして作られた人格に近い。キサラ√の肝は、綺新とキサラの人格の漸進的近似化も見どころにあるだろう。最初は綺新とキサラの差がはっきりしているため、「いやこんな行動綺新はとらねえだろ…」という感想がプレイヤーにあるが、恋愛過程が進むにつれてキサラの行動に違和感が少しずつなくなっていく。それは本音変換ツールが完成に近づくというのもあるが、恋愛模様が進むためプレイヤー側も「もしかしたらこういうこともするかもな」という感想に変わっていく。
(イ)小都音√
一方ライは小都音が作り出した人格である。これを電脳世界に投影しているため、小都音とライに人格的差異が存在する。小都音の理想がライであるが、作り出した人格に過ぎないライとの対話がどんどん進んでいき、最終的に人格の分離が行われてしまう。
蛇足ではあるが、筆者はこの√をプレイした時の当初予想は他人のアカウントでのログインであったが、正解は上記の通りであった。しかし多重人格を若干軽く描いている感じが否めず、落としどころに疑問符が生じる。
2.各シナリオ考察
上記考察を基に、各シナリオを検討していく。
(1)久遠
一言でいえば、このゲームで取り扱う意味合いはあまりない。
というのは、結局のところ疎遠になった幼馴染との恋愛模様であり、上記の通り根幹に電脳世界もあまり絡まないためである。(※2)幼馴染シナリオとして見るならば、出来自体は悪くない。
(2)鈴
妹モノシナリオとしては合格点。兄妹間恋愛の葛藤は舞台設定で解決を図っている。
特に最後の電脳デートの演出は見事。「最後」とお互いが知っているからこそのデート進行、デート前に嘉人は感覚フィードバックを下げたことによる「まるでお兄ちゃんとのあいだに、何枚ものカーテンが挟まっているみたいで」という伏線回収、この辺りはそこまで長くないシナリオながらしっかりとまとめ切れていると考える。
兄妹間恋愛のもう一つのヤマとしては「親族説明」があるが、ここの部分は悪い言い方をすればブン投げをしている。
とはいえシナリオの落とし方はハッピーエンドというよりは、「このあとどんなことになっても、この夏のことは忘れない」というセリフにもあるように、かなりビタースイートな感じで落としている。個人的には「理由なきハッピーエンド」よりは、こういったビターエンドの方を評価している。当人同士が幸せならば、それは一つの形なのである。(※3)
(3)綺新
リアルリンクプロジェクトそのものの言及もあるため、シナリオの中身も相まって正ヒロイン度は高め。綺新の親父が残したプログラム人格といい、このシステムの汎用性が伺える。リアルリンクプロジェクト自体の目的は一応この√では果たされる。
(4)小都音
多重人格という難しいテーマでいって、まとめ方がうーん…という感じだったのでなんとも。キャラは2人とも強かっただけに残念。
理想と現実あたりをテーマ設定に持ってきて、理想を投影できる媒体があって、そこに恋愛のすれ違いをもってきて、という流れは悪くなかったように思えるので、あとは説明の補強の問題だとは思う。
(5)香奈恵
サブヒロインなので特に語る点はない。
(※1)実際には主人公サイドは事情を知っているため、主人公側の葛藤はあるが
(※2)無駄な電子ロック解除の格闘シーンがあるけど…
(※3)数少ないエロゲ経験で、もう1つビター系で落としているもので評価しているのが、FORTUNE ARTELIALの瑛里華の初回√。読後感という意味ではTRUEより好き。
5.エロシーン
この手のゲームにしては、思ったよりは少ない。
エロシーンについてはFDに期待というところか。
枠数は久遠3、鈴5、綺新4、小都音5、香奈恵3
綺新がベーシックに現実と電脳で2-2。久遠は現実が2で電脳は1。鈴は現実3の電脳1。
小都音が特殊で、小都音2、ライ2で電脳3Pに1枠存在。
久遠が結構な割の食い方をしていて、フェラ系統がない。理由は不明。
6.総合評価
萌えゲーに見せかけて思った以上にシナリオがあるので、そこは評価。しかし萌え重視のゲームは最近エロシーンも多めの傾向にあるため、エロシーンが少なく感じてしまうかもしれない。
そういた意味で、プレイ後の前と後でイメージが違うゲームなので、そこをどう考えるかによる作品である。
個人的には評価は高め、お勧めできる作品だと考えている。
FDも期待している。
いじょ
なんとかギリギリで攻略を終えたので、次はFDやります。
0.公式等
http://hearts.amuse-c.jp/rorolog/
1.キャラについて
プレイ順は鈴→久遠→小都音→香奈恵→綺新
キャラ評価はFDが出るとわかっている以上はそっちを込みで判断したいのでささっと。
(1)常盤久遠/クオン
幼馴染。CV:蓬かすみ
センターヒロインだけど、話の根幹である現実と電脳の恋愛というコンセプトからは割と縁遠いキャラ。
幼馴染としてはそこそこなのではないでしょうか。
(2)臣苗鈴/リン
実妹。CV:鹿野まなか
しっかり実妹。シナリオの項で触れますが妹シナリオとしては私的にはかなりいい部類のシナリオに入るかと。
(3)名城綺新/キサラ
おっぱい先輩枠。CV:かわしまりの
個人的にはキサラも方が好み。
(4)七国小都音/ライ
後輩(妹の友人)枠。CV:八尋まみ
個人的にシナリオが鈴なら、キャラは小都音(というかライ)が好み。
(5)梅宮香奈恵
顧問の先生。CV:橘まお
サブ攻略枠。というか攻略サイト見るまで攻略できるのを知らなかった(
2.システム
特筆点、不満点はなし、プレイする上でストレスはない。
3.音楽・演出
特筆点はなし。
4.シナリオ
中核は「リアルリンクプロジェクト」、現実と電脳の恋愛のクロスオーバーが核となる。
電脳世界というと戯画のBALDRシリーズが浮かぶ人も多いと思うが、あそこまでおどろおどろしいものではない。
1.舞台設定考察
(1)リアルリンクプロジェクト
ゲーム内での恋愛シミュレーションを通じて、現実での恋愛にフィードバックさせることを目的とするプロジェクト。乱暴な言い方をするならば、ギャルゲーのオンラインか。綺新の父と香奈恵が進めていたが綺新の父が他界し、香奈恵がプロジェクトを引き継いで進めていた。
綺新がプロジェクトに協力するために香奈恵とともに電脳研究部を立ち上げ、そこに嘉人を誘ったことで話が始まる。
(2)舞台効果
さてこの舞台設定、シナリオにどう作用しているか。①と②に分けて述べる。
①シナリオにおける恋愛過程の加速
まず恋愛シミュレーションという媒介を通すことで、恋愛をする上での過程をある程度すっ飛ばすことができる。これは次の3項に大別できる。
(ア)鈴√にみられる効果
この効果が一番有効になっているのが鈴√である。兄妹間の恋愛を描くのはシナリオ的にすごく難しい。義妹であれば「義理だから~」の免罪符でごまかすことも可能だが、実妹を攻略するとあるとそうもいかず、兄妹が恋愛関係に落ちる模様をしっかり描く必要がある。この舞台設定により、「兄妹」ということを意識することなくシミュレーションを行うことで関係を深め、恋愛過程における兄妹間恋愛の葛藤というものを合理的に後ろに回すことができている。(※1)
これがなかなかうまくできており、通常は兄妹間恋愛だとそもそもとして、「お互いが兄妹ではなく恋人として意識する」という取っ掛かりの部分からなかなかロジカルに描きにくいが、その困難を後回しにすることで先にお互いの恋愛感情を醸成することが可能であり、シナリオの停滞や論理性不足の解消に一役買っている。
(イ)他√にみられる効果
過程のスキップは久遠√、綺新√も同様の効果がみられる。
久遠√では疎遠になった幼馴染の距離間を縮める目的で、綺新√では「恋愛に疎い」というキャラに対してのブーストが目的で、シナリオを流す重要な舞台装置として働いている。
小都音√は電脳と現実の人格が違うため、この効果は表れていない。小都音√に対してこの舞台装置が及ぼす効果については後述する。
(ウ)メタ的な効果
電脳の恋愛を現実世界にフィードバックすることがゲーム内でのプロジェクトの目的であるため、ゲーム内での目的と、リアルでの目的が合致している例と言える。「リアルリンクプロジェクト」という舞台装置を通して、実シナリオ面でも恋愛模様の進行を進めているといえるであろう。
②多重人格性の演出
第2の効果は現実と電脳による多重人格性の演出である。これはキサラとライで見られる。
(ア)綺新√
キサラは本音変換ツールを搭載しているため、そもそもとして作られた人格に近い。キサラ√の肝は、綺新とキサラの人格の漸進的近似化も見どころにあるだろう。最初は綺新とキサラの差がはっきりしているため、「いやこんな行動綺新はとらねえだろ…」という感想がプレイヤーにあるが、恋愛過程が進むにつれてキサラの行動に違和感が少しずつなくなっていく。それは本音変換ツールが完成に近づくというのもあるが、恋愛模様が進むためプレイヤー側も「もしかしたらこういうこともするかもな」という感想に変わっていく。
(イ)小都音√
一方ライは小都音が作り出した人格である。これを電脳世界に投影しているため、小都音とライに人格的差異が存在する。小都音の理想がライであるが、作り出した人格に過ぎないライとの対話がどんどん進んでいき、最終的に人格の分離が行われてしまう。
蛇足ではあるが、筆者はこの√をプレイした時の当初予想は他人のアカウントでのログインであったが、正解は上記の通りであった。しかし多重人格を若干軽く描いている感じが否めず、落としどころに疑問符が生じる。
2.各シナリオ考察
上記考察を基に、各シナリオを検討していく。
(1)久遠
一言でいえば、このゲームで取り扱う意味合いはあまりない。
というのは、結局のところ疎遠になった幼馴染との恋愛模様であり、上記の通り根幹に電脳世界もあまり絡まないためである。(※2)幼馴染シナリオとして見るならば、出来自体は悪くない。
(2)鈴
妹モノシナリオとしては合格点。兄妹間恋愛の葛藤は舞台設定で解決を図っている。
特に最後の電脳デートの演出は見事。「最後」とお互いが知っているからこそのデート進行、デート前に嘉人は感覚フィードバックを下げたことによる「まるでお兄ちゃんとのあいだに、何枚ものカーテンが挟まっているみたいで」という伏線回収、この辺りはそこまで長くないシナリオながらしっかりとまとめ切れていると考える。
兄妹間恋愛のもう一つのヤマとしては「親族説明」があるが、ここの部分は悪い言い方をすればブン投げをしている。
とはいえシナリオの落とし方はハッピーエンドというよりは、「このあとどんなことになっても、この夏のことは忘れない」というセリフにもあるように、かなりビタースイートな感じで落としている。個人的には「理由なきハッピーエンド」よりは、こういったビターエンドの方を評価している。当人同士が幸せならば、それは一つの形なのである。(※3)
(3)綺新
リアルリンクプロジェクトそのものの言及もあるため、シナリオの中身も相まって正ヒロイン度は高め。綺新の親父が残したプログラム人格といい、このシステムの汎用性が伺える。リアルリンクプロジェクト自体の目的は一応この√では果たされる。
(4)小都音
多重人格という難しいテーマでいって、まとめ方がうーん…という感じだったのでなんとも。キャラは2人とも強かっただけに残念。
理想と現実あたりをテーマ設定に持ってきて、理想を投影できる媒体があって、そこに恋愛のすれ違いをもってきて、という流れは悪くなかったように思えるので、あとは説明の補強の問題だとは思う。
(5)香奈恵
サブヒロインなので特に語る点はない。
(※1)実際には主人公サイドは事情を知っているため、主人公側の葛藤はあるが
(※2)無駄な電子ロック解除の格闘シーンがあるけど…
(※3)数少ないエロゲ経験で、もう1つビター系で落としているもので評価しているのが、FORTUNE ARTELIALの瑛里華の初回√。読後感という意味ではTRUEより好き。
5.エロシーン
この手のゲームにしては、思ったよりは少ない。
エロシーンについてはFDに期待というところか。
枠数は久遠3、鈴5、綺新4、小都音5、香奈恵3
綺新がベーシックに現実と電脳で2-2。久遠は現実が2で電脳は1。鈴は現実3の電脳1。
小都音が特殊で、小都音2、ライ2で電脳3Pに1枠存在。
久遠が結構な割の食い方をしていて、フェラ系統がない。理由は不明。
6.総合評価
萌えゲーに見せかけて思った以上にシナリオがあるので、そこは評価。しかし萌え重視のゲームは最近エロシーンも多めの傾向にあるため、エロシーンが少なく感じてしまうかもしれない。
そういた意味で、プレイ後の前と後でイメージが違うゲームなので、そこをどう考えるかによる作品である。
個人的には評価は高め、お勧めできる作品だと考えている。
FDも期待している。
いじょ
2017.03.07 Tue エロゲーレビュー:猫忍えくすはーと
エロゲやる暇が取れねえ…
0.公式等
https://whirlpool.co.jp/nekonin/
1.キャラ
風魔ゆら(CV:小鳥居夕花)
ヒロインその1。小鳥居夕花の忍者ってどこかで見た気が…。
たまより頭よさそうに見えて終盤の馬鹿さ加減がヤバいので結局この娘も抜けてるんだと思う。
風魔たま(CV:あじ秋刀魚)
ヒロインその2。ふわふわしてます。
2.システム
特筆点はない。
3.音楽・演出
猫耳がピコピコする以外の特筆点はない…
4.シナリオ
ほぼないに等しい。
最近のWhirlpoolはそもそも話がそこまで、って感じなので、それでロープラ作られたらまあこうなるか…って感じのもの。
(涼風のメルトは良作だと思っているのですが、その頃のWhirlpoolとはもう方針も変わってしまっている気がする)
同じロープラのウソシリーズ、セイイキシリーズと比べると残念感が否めない。
5.エロシーン
これまた他社同価格帯のゲームと比べるとかなり物足りない。
ボリュームもさることながらシチュエーションの数がちょっと…、というのが本音。
個人的な希望をぶっちゃけるならフェラが足りない(
6.総合評価
辛口に言うなら、抱き枕のおまけ程度の代物だと考える。
他社同価格帯(実際はこのゲームの方がちょっと安いが)のゲームが「この値段でこのクォリティか」と言わしめる出来なのに対し、価格帯的に比較に上げざるを得ないこのゲームはどうしても「うーん…」となってしまう。
正直、抱き枕に価値が見いだせないのであればこのゲームはかなり厳しい。
あるいは小鳥居夕花さん、あじ秋刀魚さんスキーなら、まあなんとか…?
いじょ
0.公式等
https://whirlpool.co.jp/nekonin/
1.キャラ
風魔ゆら(CV:小鳥居夕花)
ヒロインその1。小鳥居夕花の忍者ってどこかで見た気が…。
たまより頭よさそうに見えて終盤の馬鹿さ加減がヤバいので結局この娘も抜けてるんだと思う。
風魔たま(CV:あじ秋刀魚)
ヒロインその2。ふわふわしてます。
2.システム
特筆点はない。
3.音楽・演出
猫耳がピコピコする以外の特筆点はない…
4.シナリオ
ほぼないに等しい。
最近のWhirlpoolはそもそも話がそこまで、って感じなので、それでロープラ作られたらまあこうなるか…って感じのもの。
(涼風のメルトは良作だと思っているのですが、その頃のWhirlpoolとはもう方針も変わってしまっている気がする)
同じロープラのウソシリーズ、セイイキシリーズと比べると残念感が否めない。
5.エロシーン
これまた他社同価格帯のゲームと比べるとかなり物足りない。
ボリュームもさることながらシチュエーションの数がちょっと…、というのが本音。
個人的な希望をぶっちゃけるならフェラが足りない(
6.総合評価
辛口に言うなら、抱き枕のおまけ程度の代物だと考える。
他社同価格帯(実際はこのゲームの方がちょっと安いが)のゲームが「この値段でこのクォリティか」と言わしめる出来なのに対し、価格帯的に比較に上げざるを得ないこのゲームはどうしても「うーん…」となってしまう。
正直、抱き枕に価値が見いだせないのであればこのゲームはかなり厳しい。
あるいは小鳥居夕花さん、あじ秋刀魚さんスキーなら、まあなんとか…?
いじょ
2016.12.18 Sun エロゲーレビュー:ナツウソ-Ahead of the reminiscence-
年内にアキウソまで終わらせることができるのか。
今年エロゲ全然できてねえな結局。フルプラやったの一本だよ…。
0.公式等
http://www.campus.gr.jp/product/natsuuso/
前回のハルウソレビュー:http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-121.html
1.キャラ
和泉葵(CV:夏野こおり)
この作品での攻略キャラ。ドM夏野こおり後輩キャラなので雑に強いキャラ。
姫野桜月(CV:木屋場里絵)
ハルウソでのヒロイン。個人的に強すぎたのでどうしてもプレイ中に桜月みちゃう不具合が。
振られても強いヒロインはかわいいと思います。
エリス・F・カートレット(CV:有栖川みや美)
魔法関係の相棒。ハルウソ同様深くは触れられず。
帝堂雪華(CV:榊原ゆい)
生徒会長様。ハルウソとは違って一歩踏み込んだ描写が見られた。
割とフユウソには期待しています。
2.システム
自分のハルウソのレビューみたら「テキストウインドウが消えない」って書いてあったけど、とりあえず消えた。
大きな変更点はなし。
3.音楽・演出
登場人物がウソを言っている場合、テキストのフォントが変わる演出は今作でも当然登場。
ハルウソでは鮮やかな演出が見られたけど、今回は主だって効果的な演出はなかった。
強いて言えば素直になれない葵が丸わかりでかわいいかな、ってところ。
4.シナリオ
ハルウソでは触れられなかった、葵との過去に言及。
「ウソシリーズ」はバックグラウンドは共通しているが、シナリオ自体は独立している(らしい)ので、ハルウソやっていると桜月が特に説明もなく猫の手部にいるとちょっと「?」という感じがある。
5.エロシーン
力が入っているのは変わらず。
夏野こおりさんでエロシーン豊富というのは非常に実用的。
夏野こおりさんと言えば、のフェラも通常、前期課程、69に風呂場と4回搭載。アナルセックスもあってドM先輩のオナホにしてください発言とシチュも豊富なため実用度もばっちり。1人で通常価格帯のエロゲのシーン数レベルでシーン数があるので、コストパフォーマンスは高いと思う。
6.作品コンセプト
この作品は「ウソシリーズ」の2作品目である。
抱き枕にロープラくっつけて売るのはfengもセイイキシリーズでやっているし、今度はWhirlpoolも参入。
エロゲメーカーも以前のようにフルプラ売って、という体力がなくなってきたのか、と思わずにはいられない。
このウソシリーズはそれぞれにそこそこ気合いれているのがわかるので、音楽や背景使いまわせるといってもそれぞれに多少開発費入れているんだろうなとは思うが、後続の作品群がどうなるのかは注視していきたい。
あと販売ペースが空きすぎると間延びするのも欠点である。ぶっちゃけ前回の話が頭から抜け落ちる可能性もある。
実際ナツウソは発売日に買ったものの、触る暇が思うように取れずアキウソまで出てしまった。
7.総合評価
ハルウソと同様、低価格帯エロゲとしてみるなら完成度が価格以上の完成度はある。あとはヒロインとして好みかどうかの勝負になってくる。そういう意味では、ハルウソの方が好みではあるが、それは主観的評価に過ぎない。
客観視するならハルウソ同様、勧められる作品である。
シナリオのバランスとエロシーンが価格以上のパフォーマンスを出しているので、エロゲのエッセンスを低価格帯に上手に抽出できているのがお見事。
アキウソも年内に…なんとか…やりたいです…。
今年エロゲ全然できてねえな結局。フルプラやったの一本だよ…。
0.公式等
http://www.campus.gr.jp/product/natsuuso/
前回のハルウソレビュー:http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-121.html
1.キャラ
和泉葵(CV:夏野こおり)
この作品での攻略キャラ。ドM夏野こおり後輩キャラなので雑に強いキャラ。
姫野桜月(CV:木屋場里絵)
ハルウソでのヒロイン。個人的に強すぎたのでどうしてもプレイ中に桜月みちゃう不具合が。
振られても強いヒロインはかわいいと思います。
エリス・F・カートレット(CV:有栖川みや美)
魔法関係の相棒。ハルウソ同様深くは触れられず。
帝堂雪華(CV:榊原ゆい)
生徒会長様。ハルウソとは違って一歩踏み込んだ描写が見られた。
割とフユウソには期待しています。
2.システム
自分のハルウソのレビューみたら「テキストウインドウが消えない」って書いてあったけど、とりあえず消えた。
大きな変更点はなし。
3.音楽・演出
登場人物がウソを言っている場合、テキストのフォントが変わる演出は今作でも当然登場。
ハルウソでは鮮やかな演出が見られたけど、今回は主だって効果的な演出はなかった。
強いて言えば素直になれない葵が丸わかりでかわいいかな、ってところ。
4.シナリオ
ハルウソでは触れられなかった、葵との過去に言及。
「ウソシリーズ」はバックグラウンドは共通しているが、シナリオ自体は独立している(らしい)ので、ハルウソやっていると桜月が特に説明もなく猫の手部にいるとちょっと「?」という感じがある。
5.エロシーン
力が入っているのは変わらず。
夏野こおりさんでエロシーン豊富というのは非常に実用的。
夏野こおりさんと言えば、のフェラも通常、前期課程、69に風呂場と4回搭載。アナルセックスもあってドM先輩のオナホにしてください発言とシチュも豊富なため実用度もばっちり。1人で通常価格帯のエロゲのシーン数レベルでシーン数があるので、コストパフォーマンスは高いと思う。
6.作品コンセプト
この作品は「ウソシリーズ」の2作品目である。
抱き枕にロープラくっつけて売るのはfengもセイイキシリーズでやっているし、今度はWhirlpoolも参入。
エロゲメーカーも以前のようにフルプラ売って、という体力がなくなってきたのか、と思わずにはいられない。
このウソシリーズはそれぞれにそこそこ気合いれているのがわかるので、音楽や背景使いまわせるといってもそれぞれに多少開発費入れているんだろうなとは思うが、後続の作品群がどうなるのかは注視していきたい。
あと販売ペースが空きすぎると間延びするのも欠点である。ぶっちゃけ前回の話が頭から抜け落ちる可能性もある。
実際ナツウソは発売日に買ったものの、触る暇が思うように取れずアキウソまで出てしまった。
7.総合評価
ハルウソと同様、低価格帯エロゲとしてみるなら完成度が価格以上の完成度はある。あとはヒロインとして好みかどうかの勝負になってくる。そういう意味では、ハルウソの方が好みではあるが、それは主観的評価に過ぎない。
客観視するならハルウソ同様、勧められる作品である。
シナリオのバランスとエロシーンが価格以上のパフォーマンスを出しているので、エロゲのエッセンスを低価格帯に上手に抽出できているのがお見事。
アキウソも年内に…なんとか…やりたいです…。
2016.10.24 Mon エロゲーレビュー:はにかみCLOVER
研修やらなんやらも落ち着いて、赴任先でのんびりしているのでエロゲやるのがそこそこに捗っています。
まー、本社とかいったらエロゲしてる暇なんて取れるの?って感じなのでいい機会だと思うことにしますわ…。
実際都内近郊だとイベントやら遊びに行くやらでコンテンツ消化って捗らなかったりするから、前職だと有給取って予定を完全にシャットアウトして3日4日で強引に終わらせてたりしたけど、それでもどうしてもの予定入ったりしたので。
特にゲームってアニメと違って能動的コンテンツだから(エロゲはまだそれでも受動的要素高いけど)、やるとなるとそれなりにパワーもいるし…。
0.公式等
http://www.studio-ryokucha.com/haniclo/
1.キャラについて
プレイ順は莉緒→真希奈→すみれ→えみる
(1)佐伯莉緒
センターヒロイン。CV:安玖深o…上山すず
おっぱい人外ハーフ。他の√で失恋描写が多い。特に同系統のヒロインであるえみる√はキツめ。
緑茶は結構この辺しっかり描写する気がする。
(2)柊すみれ
おっぱい巫女義妹。CV:秋野花
秋野花妹。声優さんもしっかり演じているからか、結構キャラ付けできてる感じ。
嫉妬描写は割と各ルートムラあり。
(3)周防えみる
おっぱい人外。CV:遥そら
一番好きなんだけど割とコメントはない。エロい。
すみれ√だけ、好意の描写が読み取れる。
(4)碓氷真希奈
ちっぱい先輩。CV:くすはらゆい
立ち位置がいまいちわからん先輩。
他3名と違って、明確な好意が他の√では見られない。
2.システム
いつもの緑茶な感じ。会話ウインドウが各立ち絵の近くに出るタイプ。
個人的にはCtrlスキップできるようにしてほしい感ある。
3.音楽・演出
演出面はシステムに書いた通り。
4.シナリオ
どの√でも共通してるのは、主人公の最終的な進路がゲーム終わりに来ること。
シナリオ期間としてはどの√もほぼ同じ。
(1)莉緒
実はこの√終わった後しばらく放置してたから忘れた
まあ順当といえば順当な√。この娘だけ共通でエッチしてるし。
莉緒自身のトラウマの解消あたりがシナリオの中核。
(2)すみれ
妹√にありがちなテーマに加え、主人公自身が養子であることを混ぜたシナリオ構成。
ただこの辺は放り投げてセックスしまくってるので、その辺に深いエピソードを求める人はまあやってはだめ。
義妹巫女巨乳と属性バーゲンみたいになってるので、なんかもうセックスしたいや、って人はあり。
(3)えみる
一番テーマがない。もうセックス、ひたすらセックス。
多分この辺がテーマなんだろうなっていうのは人外との恋愛。テーマ自体は好みで、途中の莉緒との言い合いやエンディング付近の主人公の進路決めあたりのエピソードは「あー、えみるこれめっちょかわいい」ってなるけど、それ以上にアホみたいに乳繰り合いとセックスしてるからなんかもうどうでもよくなる。セックスセックス。
(4)真希奈
オカ研畳んで真希奈さんの進路考えて終わり。魔女とはなんだったのか…。
5.エロシーン
人外さんチームが10、人間が8。
人外さんチームでも莉緒は共通で4(?)シーン使ってるので、えみる√だけやたらエロシーンが多い。
莉緒はオナニー多め、えみるは母乳やらアナルやらやりたい放題。
他はまあ普通、っていうか人外でシコってばっかだったからよく覚えてない。
6.総合評価
声優と絵は強くて、エロシーンも多いのでまあ手っ取り早くいちゃシコしたいならあり。
逆にシナリオはオナニーの邪魔にならないレベルでしかないので、それを期待するとダメ。
緑茶は恋空が強く、祝桜も恋空より短めながらしっかりまとめあげた良作だったので、そういった意味では結構毛色は違う作品という評価。
求めるものが合致しているならありだと思います。
いじょ
まー、本社とかいったらエロゲしてる暇なんて取れるの?って感じなのでいい機会だと思うことにしますわ…。
実際都内近郊だとイベントやら遊びに行くやらでコンテンツ消化って捗らなかったりするから、前職だと有給取って予定を完全にシャットアウトして3日4日で強引に終わらせてたりしたけど、それでもどうしてもの予定入ったりしたので。
特にゲームってアニメと違って能動的コンテンツだから(エロゲはまだそれでも受動的要素高いけど)、やるとなるとそれなりにパワーもいるし…。
0.公式等
http://www.studio-ryokucha.com/haniclo/
1.キャラについて
プレイ順は莉緒→真希奈→すみれ→えみる
(1)佐伯莉緒
センターヒロイン。CV:
おっぱい人外ハーフ。他の√で失恋描写が多い。特に同系統のヒロインであるえみる√はキツめ。
緑茶は結構この辺しっかり描写する気がする。
(2)柊すみれ
おっぱい巫女義妹。CV:秋野花
秋野花妹。声優さんもしっかり演じているからか、結構キャラ付けできてる感じ。
嫉妬描写は割と各ルートムラあり。
(3)周防えみる
おっぱい人外。CV:遥そら
一番好きなんだけど割とコメントはない。エロい。
すみれ√だけ、好意の描写が読み取れる。
(4)碓氷真希奈
ちっぱい先輩。CV:くすはらゆい
立ち位置がいまいちわからん先輩。
他3名と違って、明確な好意が他の√では見られない。
2.システム
いつもの緑茶な感じ。会話ウインドウが各立ち絵の近くに出るタイプ。
個人的にはCtrlスキップできるようにしてほしい感ある。
3.音楽・演出
演出面はシステムに書いた通り。
4.シナリオ
どの√でも共通してるのは、主人公の最終的な進路がゲーム終わりに来ること。
シナリオ期間としてはどの√もほぼ同じ。
(1)莉緒
まあ順当といえば順当な√。この娘だけ共通でエッチしてるし。
莉緒自身のトラウマの解消あたりがシナリオの中核。
(2)すみれ
妹√にありがちなテーマに加え、主人公自身が養子であることを混ぜたシナリオ構成。
ただこの辺は放り投げてセックスしまくってるので、その辺に深いエピソードを求める人はまあやってはだめ。
義妹巫女巨乳と属性バーゲンみたいになってるので、なんかもうセックスしたいや、って人はあり。
(3)えみる
一番テーマがない。もうセックス、ひたすらセックス。
多分この辺がテーマなんだろうなっていうのは人外との恋愛。テーマ自体は好みで、途中の莉緒との言い合いやエンディング付近の主人公の進路決めあたりのエピソードは「あー、えみるこれめっちょかわいい」ってなるけど、それ以上にアホみたいに乳繰り合いとセックスしてるからなんかもうどうでもよくなる。セックスセックス。
(4)真希奈
オカ研畳んで真希奈さんの進路考えて終わり。魔女とはなんだったのか…。
5.エロシーン
人外さんチームが10、人間が8。
人外さんチームでも莉緒は共通で4(?)シーン使ってるので、えみる√だけやたらエロシーンが多い。
莉緒はオナニー多め、えみるは母乳やらアナルやらやりたい放題。
他はまあ普通、っていうか人外でシコってばっかだったからよく覚えてない。
6.総合評価
声優と絵は強くて、エロシーンも多いのでまあ手っ取り早くいちゃシコしたいならあり。
逆にシナリオはオナニーの邪魔にならないレベルでしかないので、それを期待するとダメ。
緑茶は恋空が強く、祝桜も恋空より短めながらしっかりまとめあげた良作だったので、そういった意味では結構毛色は違う作品という評価。
求めるものが合致しているならありだと思います。
いじょ