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2024.09.14 Sat エロゲレビュー:あまいろショコラータ3

シルバーウィークはエロゲしてます(決意)

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1のレビュー
2のレビュー

1 キャラ
(1)コハナ
CV:明羽杏子
新規登場(?)の攻略ヒロイン。神様…というか偽神?
ホッキョクオオカミ。

(2)百々瀬みつき
CV:都とわ
順当に攻略ヒロイン化。もちづき店長。
ホーランドロップ。

(3)雪村千絵莉
CV:藤咲ウサ
相変わらずの鋭いツッコミで存在感を維持しているロシアンブルー。
寮に住んでいないの、結構なビハインドだよね…
「これで6人。どこの王侯貴族ですか」

(4)天宮みくり
CV:八ッ橋しなもん
コハナが柚希とみくりを呼び寄せた張本人のため、今作は割と出番あり。ポメラニアン。
「ここがあの女のハウスだね!」

(5)御園苺華
CV:月白まひる
今回はサブヒロイン。便利屋枠。トイプードル。

(6)舞羽ナナ
CV:朔羅ことね
今回はサブヒロイン。影が薄い…。アメリカンショートヘア。

(7)百々瀬かぐや
CV:春咲さくら
今回はサブヒロイン。みつきが攻略ヒロインなこともあり、出番は多い。ホーランドロップ。

2 システム
何かダブルクリックで飛べるようになってセーブ&ロードが多少便利になってた。
え、元から?

3 音楽・演出
特筆点はない。低価格ゲーだが、ボーカルはある。(コピペ)

4 シナリオ
今までのヒロインのアフターと、コハナという今までの伏線を回収するキャラを擁した、「あまいろショコラータ」という作品群の総括となる位置づけのゲーム。シナリオボリュームはそこそこ充実しているので、やりごたえはそれなり。

(1)コハナ
柚希とみくりが何故夕渚町に来たのか、柚希の出自、夕渚町の成り立ちなど、この作品の伏線や背景等を謎を解きながらコハナとの交流を描く。
コハナは存在自体はみくりの言う「神さま」として匂わされはしていたが、ある意味では偽神であり、自らの封印を解くために運命に介入していたことが明かされる。立ち絵としては初登場のため、新規ヒロインであるにはあるのだが。
コハナとの交流とシナリオ展開がうまくマッチしており、冗長感なく読めつつも、グランドルートとしての位置付けもしっかりできていて、シナリオとしての完成度は悪くない。個人的にはみつきより後に行うことを推奨。
何気に各作品のおまけにあるハーレムルートについても言及しており、ハーレムルートを運命の1つの選択肢として位置づけたのはあまり例がないのかなと思った。
個人的には先祖の陰陽師の男女を誤認させるネタは、似たようなトリックのミステリ小説を最近読んだので、また騙されたな気分になった(そっちはガッツリ犯人の正体に結びつく重要なトリックではあったが)。

(2)みつき
もちづきがテーマだが、みつきと結ばれるまではお互いの立場の違い(学生と社会人、みつきが店長として多忙である身など)が主軸となるため、この手のファンタジー作品にしてはちょっと意外性の有る軸。若干柚希のキャラが違う感はあったが、多少柚希がグイグイ行く感じにしないと話が進まなそうなので、そこは御愛嬌か。
後半はあまいろショコラータ共通のテーマである人間と獣人にも触れており、あまショコっぽさもある。またお酒の下りでも柚希が両親と血がつながっていないのでは…?という匂わせもある(もっとも、酒の強さに関して、遺伝の相関関係があるかどうかに関する疑問はあるが)

(3)ハーレム
コハナルートで「お前たち全員が城川柚希と番になっている未来もあったかもしれないわよ」と言及しているため、明確にハーレムルートがシナリオの1つとして定義づけられた。コハナが「お前たち全員」と言及しているからか、コハナ自身はハーレムには入っていない。

5 エロシーン
シーン回想枠は24。アフター組も各3あるため、総シーン数はかなり多い。
みくり:巫女、風呂、白無垢
千絵莉:私服奉仕、マイクロビキニ、悪魔コス
苺華:犬プレイ、淫紋、ドレス
ナナ:パジャマパイフェラ、全裸、水着
かぐや:もちづき制服、風呂、バニー
みつき:もちづき制服初夜、おもちゃ、露天風呂、自室
コハナ:私服初夜、風呂、セタリア服足コキ、セタリア服奉仕
その他:かぐやみつき3P

6 総合評価
「あまいろショコラータ」という作品群を総括するにふさわしい内容の作品。この作品からやる人はほぼいないとは思うのでシリーズを通しての評価となるが、しらたま先生及び梱枝りこ先生のかわいらしいけも耳っ娘を堪能でき、シリーズ通してのエロシーン数も多いため、エロゲとしての完成度はよいものだと思っている。シナリオはサクサク読めてストレスもあまりかからないので、あまり肩ひじを張らずに読めるのは個人的に評価。
総合的に見て、おすすめできる作品であった。某猫忍のようにスピンオフが出るのも期待したい。


以上。

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