2020.05.03 Sun エロゲーレビュー:9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと
基本的にこのblogのエロゲレビューはプレイ直後に書くようにしている(仕事の都合で1週間とか置いているときとかはあるけど)。
それは感想というものを時間が経った後に書くのは、記憶、心理的両面で難しいと考えているから。
一方で、考察的なものはいろいろ考えて、多少置いた後に書いた方が味がでるものもあると思っている。
何が言いたいかというと、プレイ直後なので若干まとまりがなくてもそこは大目に見てくれると(
あとあまり言うことでもないですが、ネタバレ満載。悪しからずご了承を。
0.関連ページ
・公式
http://palette.clearrave.co.jp/product/yukiiro/
・このBlog
Ep1
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-129.html
Ep2
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-134.html
Ep3
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-135.html
1.キャラ
今までは攻略ヒロインしか述べてなかったが、シリーズ締めということもあるので一通り述べようかなと。
あとキャラとしての評価は、一応シリーズ通したものにする。
(1)結城希亜(CV:夏和小)
Ep4メインヒロイン。
√に入ると化けるタイプ。夏和小さんのかわいさがこれでもかという感じで出ている。
Tシャツかわいいし、ヒーローコスのえっちはすげえ欲しかった。
シナリオ面でも対イーリス決戦兵器として、締めを担当する。
(2)九條都(CV:澤田なつ)
Ep1メインヒロイン。
他の√で「九條さんのことが好きなんでしょ?」というような、微妙な当て馬扱いが気になるが、
シリーズのスタートアップを担当できるポテンシャルはあるヒロイン。
あと戦闘シーンの活躍がEp2、Ep3より多いため、Ep4で少し救われた感はある。
(3)新海天(CV:沢澤砂羽)
Ep2メインヒロイン。
沢澤砂羽さんで実妹ということで、日常シーンでもかわいさが光るため、その点は恵まれているキャラ。
(4)香坂春風(CV:渚しろな)
Ep3メインヒロイン。
Ep3では戦闘面でのキーパーソンだったが、Ep4では抑え目。
裏人格の出番がぶっちぎりで少ない。
(5)ソフィーティア
ついに姿が登場。
言わずもがなキーパーソン。イーリスとの同一存在であることはEp3で明らかにされていた。
シリーズを進めるたびに徐々に協力的になっていく。
(6)成瀬沙月
クラス担任、幼馴染、巫女という属性もりもり。
攻略ヒロインではないものの、Ep2では資料の提供、Ep3以降ではイーリスの依り代、
Ep4Trueでは翔以外で唯一ナインとの干渉起点になるなど、協力者サイドのサブキャラクターとしては
随一の活躍。
(7)深沢与一
最終ボス。
Ep1では(おそらく)蓮夜を石にし、Ep4では協力を申し出た蓮夜を殺し、
最終ボスとして、絶対悪とも言える邪悪さを発揮。
逆にEp3では撤退時にアーティファクトを翔にわたすなど、協力的な部分もある。
(8)新見翔
Ep1~Ep3では主人公。
Ep4でも翔の視点で動くのは間違いないが、主人公といえるのは「ナイン」に変わる
(と個人的には思っている)
能力はオーバーロードとされてきたが、実際は世界の目の欠片を取り込んだことによる能力と、
アーティファクトの性能を引き出せるオーバードライブ(ただし、その能力の根拠の描写はない)。
(9)ゴースト/レナ
Ep1~Ep2では完全に敵、というかEp2のボス。
実際は幻体のアーティファクト。
Ep3で翔が使用者になり、以降はパーカーの色が違う。
Ep4Trueでは与一のゴーストも再登場した。
翔がよくヒロイン陣の護衛に召喚する。
(10)高峰蓮夜
Ep1では石にされるも、その時は会っていなかったので正体不明(Ep1の石が蓮夜と明かされるのは、Ep4)
その後Ep2で最後に敵として登場。その時は眷属化による魔眼が能力。
Ep3以降も与一の理解者として振舞うも、あまり扱いはよくない(Ep4では殺されている)
ただし、与一の役回りの問題もあり、男の友人枠はEp4では彼になる。
最後で裏切るも、最後の最後はイーリスの転移を阻止した。
(11)イーリス
厄災の魔女。名前自体は初期から登場するが、本格的な登場はEp3から。
千年前にソフィーティアから分化した、過去の過ち。
Ep3では沙月を依り代に、Ep4では最初は沙月を、最終局面では与一と同化した。
Ep4ではオーバーロードを手にし、与一を手駒にする。
(12)ナイン
プレイヤー本人。主人公と同一存在であるが、世界は遠い(というか、三次元世界)
シナリオ全体を一言でいうと、やや語弊がある言い方にはなるが、翔を駒としたナインと、与一を駒としたイーリスの戦い。
2.システム
オーバーロードが疑似的なフローチャートになるが、任意に飛べるわけではない。
ただ、話をおさらいするには便利。
3.音楽・演出
最初にイーリスを倒してムービーが流れている途中で巻き戻る(最初にイーリスがオーバーロードを使用する)演出は鳥肌。
スーパードンキーコングでキングクルール倒した後に、偽のスタッフロールが出るのに近いが、もっと効果的に出してくる。
あとはオーバーロードを使う演出もそこそこ凝っている。
4.シナリオ
書きたいことは多いが、どうまとめるかは悩む…。
後で編集している可能性もあり、というか考察を別に作るか悩んでるレベル。
(1)9 -nine-シリーズとして
シリーズ集大成。公式でも「前作までとことなり、前作3部をすべてプレイ済みであることを前提としております」とあるが、
オーバーロードで他の枝にビュンビュン飛ぶため、前3作をやっていないと多分意味が分からない。
Ep3の最後でオーバーロードの所持者が翔ではなく「プレイヤー=ナイン」であることが明かされるため、
キャラの項でも述べたが、ゲームの俯瞰図としては、翔と与一を使ったプレイヤーとイーリスの戦いとなる。
それまでは翔の一人称によるゲーム展開だったが、この作品については一歩高次元の位置からゲームを見ることになる。
「与一の巻き戻しを"未来"のイーリスが行っている」ことから翔もナインの存在に気付き、イーリスのパニッシュメント回避を行ったり、ナインに向けて、「相棒」という言い方をしている。
また、最後に翔の本当の能力(世界の目の欠片を取り込んだことによる他の枝の観測)と、眷属化(性交)の伏線回収。
他の枝のヒロインによる幻体操作と、まさにシリーズ最後の集大成というべき作品となっている。
(2)希亜√として
シナリオとしては、Ep3の最終シーンのやり直しでイーリスを討つ、という段に、希亜がパニッシュメントを討ち損じたこと始まり、
希亜の心の葛藤を原因を探るため、都の枝より前に、希亜の枝としてゲームを進めることに始まる。
若干希亜の好感度の上がり方に唐突感はあるが、許容はできる範囲。
ただし、そのあとかなり希亜が殺されるため、展開として結構ハード。
都BADでは都が石に、天BADでは天が消失、春風BADでは全員が石になる演出で、死亡といってもマイルドに描かれていたが
この作品は希亜の血まみれの死体がCGとして都合2回、演出上の死亡を入れると、都、天及び春風の死亡演出が数回発生する。演出上、絶望感を演出するのには一役買っているが、結構えぐい。
結局プレイヤーの反則手(オーバーロード)の打ち合いでキリがないのであれば、駒そのものを破壊する(心を折る)しかないという理論に基づいているため、イーリスは創作物全体を考えてもかなり邪悪寄りの悪役となっている。
5.エロシーン
Ep1~3と同様回想枠3つ。
初夜→朝フェラ→制服(ツインテあり)
6.総合評価
最後の最後で見事にまとめた、の一言。感服した。
実は感想書く前にここのつの自分のレビュー見返してたりしただが、9 -nine-については全部通さないと評価は出せない。
シリーズ通して、って評価だとかなり高い。個人的にかなりおすすめはする。
ただし、下記3点については人を選ぶ点だと考えている。
1点目は、今までのつばす絵ぱれっと作品としてはかなり毛色が違うこと。
先述した通り、結構ヒロインが殺されるので、そこに耐性がないとちょっときつい。
正直、通した感想として、多分ハッピーエンドを描いた作品ではないんだと考えている。
2点目は、作品群個々として見る時に、ロープライスゲームとして単独で自立はしていない点。
他社のシリーズものロープライスエロゲは、もちろん多少は通してやらないと疑問符が浮かぶことはあれど、独立性はそれなりにある作品が多い。
9 -nine-については、そもそもここのつの段階で伏線が多く、はるいろあたりで前作をやらないと理解が苦しくなる部分があったので、独立性は乏しい。そこをどう見るか、というのは人による点だと考えるが、正直このシリーズについてはフルプラで出してもいいんではないかと若干思いはした。
3点目はエロシーンボリューム。
シナリオの都合はあると思うが、全体的にイチャイチャ度は低い。
かわいいつばす絵と、魅力的な声優陣を使っているのに、若干もったいないとは思う。
正直、フルウソみたいなまとめポジションのゲームは欲しい。
人を選ぶ点としては以上。
ただし、シナリオとしてがっつり重いので、最近そういった作品読んでないな、って人には本当におすすめ。
時間が許せば是非やって欲しいと思う。
以上。
雑多な考察は別建てします。
それは感想というものを時間が経った後に書くのは、記憶、心理的両面で難しいと考えているから。
一方で、考察的なものはいろいろ考えて、多少置いた後に書いた方が味がでるものもあると思っている。
何が言いたいかというと、プレイ直後なので若干まとまりがなくてもそこは大目に見てくれると(
あとあまり言うことでもないですが、ネタバレ満載。悪しからずご了承を。
0.関連ページ
・公式
http://palette.clearrave.co.jp/product/yukiiro/
・このBlog
Ep1
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-129.html
Ep2
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-134.html
Ep3
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-135.html
1.キャラ
今までは攻略ヒロインしか述べてなかったが、シリーズ締めということもあるので一通り述べようかなと。
あとキャラとしての評価は、一応シリーズ通したものにする。
(1)結城希亜(CV:夏和小)
Ep4メインヒロイン。
√に入ると化けるタイプ。夏和小さんのかわいさがこれでもかという感じで出ている。
Tシャツかわいいし、ヒーローコスのえっちはすげえ欲しかった。
シナリオ面でも対イーリス決戦兵器として、締めを担当する。
(2)九條都(CV:澤田なつ)
Ep1メインヒロイン。
他の√で「九條さんのことが好きなんでしょ?」というような、微妙な当て馬扱いが気になるが、
シリーズのスタートアップを担当できるポテンシャルはあるヒロイン。
あと戦闘シーンの活躍がEp2、Ep3より多いため、Ep4で少し救われた感はある。
(3)新海天(CV:沢澤砂羽)
Ep2メインヒロイン。
沢澤砂羽さんで実妹ということで、日常シーンでもかわいさが光るため、その点は恵まれているキャラ。
(4)香坂春風(CV:渚しろな)
Ep3メインヒロイン。
Ep3では戦闘面でのキーパーソンだったが、Ep4では抑え目。
裏人格の出番がぶっちぎりで少ない。
(5)ソフィーティア
ついに姿が登場。
言わずもがなキーパーソン。イーリスとの同一存在であることはEp3で明らかにされていた。
シリーズを進めるたびに徐々に協力的になっていく。
(6)成瀬沙月
クラス担任、幼馴染、巫女という属性もりもり。
攻略ヒロインではないものの、Ep2では資料の提供、Ep3以降ではイーリスの依り代、
Ep4Trueでは翔以外で唯一ナインとの干渉起点になるなど、協力者サイドのサブキャラクターとしては
随一の活躍。
(7)深沢与一
最終ボス。
Ep1では(おそらく)蓮夜を石にし、Ep4では協力を申し出た蓮夜を殺し、
最終ボスとして、絶対悪とも言える邪悪さを発揮。
逆にEp3では撤退時にアーティファクトを翔にわたすなど、協力的な部分もある。
(8)新見翔
Ep1~Ep3では主人公。
Ep4でも翔の視点で動くのは間違いないが、主人公といえるのは「ナイン」に変わる
(と個人的には思っている)
能力はオーバーロードとされてきたが、実際は世界の目の欠片を取り込んだことによる能力と、
アーティファクトの性能を引き出せるオーバードライブ(ただし、その能力の根拠の描写はない)。
(9)ゴースト/レナ
Ep1~Ep2では完全に敵、というかEp2のボス。
実際は幻体のアーティファクト。
Ep3で翔が使用者になり、以降はパーカーの色が違う。
Ep4Trueでは与一のゴーストも再登場した。
翔がよくヒロイン陣の護衛に召喚する。
(10)高峰蓮夜
Ep1では石にされるも、その時は会っていなかったので正体不明(Ep1の石が蓮夜と明かされるのは、Ep4)
その後Ep2で最後に敵として登場。その時は眷属化による魔眼が能力。
Ep3以降も与一の理解者として振舞うも、あまり扱いはよくない(Ep4では殺されている)
ただし、与一の役回りの問題もあり、男の友人枠はEp4では彼になる。
最後で裏切るも、最後の最後はイーリスの転移を阻止した。
(11)イーリス
厄災の魔女。名前自体は初期から登場するが、本格的な登場はEp3から。
千年前にソフィーティアから分化した、過去の過ち。
Ep3では沙月を依り代に、Ep4では最初は沙月を、最終局面では与一と同化した。
Ep4ではオーバーロードを手にし、与一を手駒にする。
(12)ナイン
プレイヤー本人。主人公と同一存在であるが、世界は遠い(というか、三次元世界)
シナリオ全体を一言でいうと、やや語弊がある言い方にはなるが、翔を駒としたナインと、与一を駒としたイーリスの戦い。
2.システム
オーバーロードが疑似的なフローチャートになるが、任意に飛べるわけではない。
ただ、話をおさらいするには便利。
3.音楽・演出
最初にイーリスを倒してムービーが流れている途中で巻き戻る(最初にイーリスがオーバーロードを使用する)演出は鳥肌。
スーパードンキーコングでキングクルール倒した後に、偽のスタッフロールが出るのに近いが、もっと効果的に出してくる。
あとはオーバーロードを使う演出もそこそこ凝っている。
4.シナリオ
書きたいことは多いが、どうまとめるかは悩む…。
後で編集している可能性もあり、というか考察を別に作るか悩んでるレベル。
(1)9 -nine-シリーズとして
シリーズ集大成。公式でも「前作までとことなり、前作3部をすべてプレイ済みであることを前提としております」とあるが、
オーバーロードで他の枝にビュンビュン飛ぶため、前3作をやっていないと多分意味が分からない。
Ep3の最後でオーバーロードの所持者が翔ではなく「プレイヤー=ナイン」であることが明かされるため、
キャラの項でも述べたが、ゲームの俯瞰図としては、翔と与一を使ったプレイヤーとイーリスの戦いとなる。
それまでは翔の一人称によるゲーム展開だったが、この作品については一歩高次元の位置からゲームを見ることになる。
「与一の巻き戻しを"未来"のイーリスが行っている」ことから翔もナインの存在に気付き、イーリスのパニッシュメント回避を行ったり、ナインに向けて、「相棒」という言い方をしている。
また、最後に翔の本当の能力(世界の目の欠片を取り込んだことによる他の枝の観測)と、眷属化(性交)の伏線回収。
他の枝のヒロインによる幻体操作と、まさにシリーズ最後の集大成というべき作品となっている。
(2)希亜√として
シナリオとしては、Ep3の最終シーンのやり直しでイーリスを討つ、という段に、希亜がパニッシュメントを討ち損じたこと始まり、
希亜の心の葛藤を原因を探るため、都の枝より前に、希亜の枝としてゲームを進めることに始まる。
若干希亜の好感度の上がり方に唐突感はあるが、許容はできる範囲。
ただし、そのあとかなり希亜が殺されるため、展開として結構ハード。
都BADでは都が石に、天BADでは天が消失、春風BADでは全員が石になる演出で、死亡といってもマイルドに描かれていたが
この作品は希亜の血まみれの死体がCGとして都合2回、演出上の死亡を入れると、都、天及び春風の死亡演出が数回発生する。演出上、絶望感を演出するのには一役買っているが、結構えぐい。
結局プレイヤーの反則手(オーバーロード)の打ち合いでキリがないのであれば、駒そのものを破壊する(心を折る)しかないという理論に基づいているため、イーリスは創作物全体を考えてもかなり邪悪寄りの悪役となっている。
5.エロシーン
Ep1~3と同様回想枠3つ。
初夜→朝フェラ→制服(ツインテあり)
6.総合評価
最後の最後で見事にまとめた、の一言。感服した。
実は感想書く前にここのつの自分のレビュー見返してたりしただが、9 -nine-については全部通さないと評価は出せない。
シリーズ通して、って評価だとかなり高い。個人的にかなりおすすめはする。
ただし、下記3点については人を選ぶ点だと考えている。
1点目は、今までのつばす絵ぱれっと作品としてはかなり毛色が違うこと。
先述した通り、結構ヒロインが殺されるので、そこに耐性がないとちょっときつい。
正直、通した感想として、多分ハッピーエンドを描いた作品ではないんだと考えている。
2点目は、作品群個々として見る時に、ロープライスゲームとして単独で自立はしていない点。
他社のシリーズものロープライスエロゲは、もちろん多少は通してやらないと疑問符が浮かぶことはあれど、独立性はそれなりにある作品が多い。
9 -nine-については、そもそもここのつの段階で伏線が多く、はるいろあたりで前作をやらないと理解が苦しくなる部分があったので、独立性は乏しい。そこをどう見るか、というのは人による点だと考えるが、正直このシリーズについてはフルプラで出してもいいんではないかと若干思いはした。
3点目はエロシーンボリューム。
シナリオの都合はあると思うが、全体的にイチャイチャ度は低い。
かわいいつばす絵と、魅力的な声優陣を使っているのに、若干もったいないとは思う。
正直、フルウソみたいなまとめポジションのゲームは欲しい。
人を選ぶ点としては以上。
ただし、シナリオとしてがっつり重いので、最近そういった作品読んでないな、って人には本当におすすめ。
時間が許せば是非やって欲しいと思う。
以上。
雑多な考察は別建てします。
2020.05.02 Sat エロゲーレビュー:猫忍えくすはーと3
毎日記事書いてるよ。すごい!
何だかんだで、オフィシャルなイベントも友人と遊ぶといったプライベートなイベントも全部ひっくるめて中止、ってなるこの事態だと、まあコンテンツ消化は捗るわな、というお話。
当然世の中にとってはいい事態ではないでしょうけど、ね。
0.公式・関連ページ等
・公式
https://whirlpool.co.jp/nekonin-3/
・このblog
前々回(無印)の感想
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-125.html
前回(2)の感想
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-131.html
1.キャラ
(1)雑賀陽葵(CV:夜長桜)
今作のメイン。個人的には律よりは好みだった。
声優が全然知らない人だったけど、あり。
(2)猫塚シノ(CV:鈴谷まや)
今作追加キャラその1。
まあ普通、というかロープラで全員にシーン付けたらそりゃ各々薄くなるだろ、というお話。
(3)石川沙奈(CV:みたかりん)
今作追加キャラその2。
銀髪メイドは強いよね、というお話。ぶっちゃけ一番好みまである。
(4)風魔ゆら(CV:小鳥居夕花)
声優が強い、というかもはやこれ前回のコピペ以外語ることがない。
(5)風魔たま(CV:あじ秋刀魚)
(6)猫飼律(CV:花澤さくら)
(7)猫山マヤ(CV:歩サラ)
前回前々回の皆様。
2.システム
特筆点はない。
3.音楽・演出
1、2と同じ。
4.シナリオ
1、2と同じく、頭をからっぽにしても問題ないシナリオ。
ロープラとはいえウソシリーズ、セイイキシリーズ、9 -nine-シリーズと比べるとボリューム不足は否めないが、
私のプレイ時間が大体5時間くらい(女性ボイス全部聴きのオート)なので、
アニメ1クール消化するくらいの時間で、エロゲの上澄みだけさっと摂取する、と考えると
声優と絵が好みならありかな、とは思う。
結局ボリュームがあればいいというわけでもないので。
5.エロシーン
今回新規組はそれぞれ2回ずつに4Pが1回。
前回前々回の4人は1回ずつ。
ヒロインの数自体がシリーズを追うごとに増えているので、何気にシーン回想数自体は増えている(と思う)。
このまま増やし続けるのだろうか…。
6.総合評価
相変わらず抱き枕のおまけ感はすごいんだが、一応エロシーンの構成の改善等はあるので、
声優さんが好き、絵師さんが好き等、何か求めるものがあれば、ワンチャンあり。
UMPCみたいなイメージで、ちゃんと自分の中で求めるものがあるなら、プレイを検討してもよい。
あと短いのでとっつきやすいのはある。
前の感想でも述べたが、抱き枕の声とエロシーン付き設定資料集って感じはしっくりくる。
もし4も抱き枕にくっついて出るなら、一応買って適当なタイミングでやるかなあ、とは思う。
以上。
何だかんだで、オフィシャルなイベントも友人と遊ぶといったプライベートなイベントも全部ひっくるめて中止、ってなるこの事態だと、まあコンテンツ消化は捗るわな、というお話。
当然世の中にとってはいい事態ではないでしょうけど、ね。
0.公式・関連ページ等
・公式
https://whirlpool.co.jp/nekonin-3/
・このblog
前々回(無印)の感想
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-125.html
前回(2)の感想
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-131.html
1.キャラ
(1)雑賀陽葵(CV:夜長桜)
今作のメイン。個人的には律よりは好みだった。
声優が全然知らない人だったけど、あり。
(2)猫塚シノ(CV:鈴谷まや)
今作追加キャラその1。
まあ普通、というかロープラで全員にシーン付けたらそりゃ各々薄くなるだろ、というお話。
(3)石川沙奈(CV:みたかりん)
今作追加キャラその2。
銀髪メイドは強いよね、というお話。ぶっちゃけ一番好みまである。
(4)風魔ゆら(CV:小鳥居夕花)
声優が強い、というかもはやこれ前回のコピペ以外語ることがない。
(5)風魔たま(CV:あじ秋刀魚)
(6)猫飼律(CV:花澤さくら)
(7)猫山マヤ(CV:歩サラ)
前回前々回の皆様。
2.システム
特筆点はない。
3.音楽・演出
1、2と同じ。
4.シナリオ
1、2と同じく、頭をからっぽにしても問題ないシナリオ。
ロープラとはいえウソシリーズ、セイイキシリーズ、9 -nine-シリーズと比べるとボリューム不足は否めないが、
私のプレイ時間が大体5時間くらい(女性ボイス全部聴きのオート)なので、
アニメ1クール消化するくらいの時間で、エロゲの上澄みだけさっと摂取する、と考えると
声優と絵が好みならありかな、とは思う。
結局ボリュームがあればいいというわけでもないので。
5.エロシーン
今回新規組はそれぞれ2回ずつに4Pが1回。
前回前々回の4人は1回ずつ。
ヒロインの数自体がシリーズを追うごとに増えているので、何気にシーン回想数自体は増えている(と思う)。
このまま増やし続けるのだろうか…。
6.総合評価
相変わらず抱き枕のおまけ感はすごいんだが、一応エロシーンの構成の改善等はあるので、
声優さんが好き、絵師さんが好き等、何か求めるものがあれば、ワンチャンあり。
UMPCみたいなイメージで、ちゃんと自分の中で求めるものがあるなら、プレイを検討してもよい。
あと短いのでとっつきやすいのはある。
前の感想でも述べたが、抱き枕の声とエロシーン付き設定資料集って感じはしっくりくる。
もし4も抱き枕にくっついて出るなら、一応買って適当なタイミングでやるかなあ、とは思う。
以上。
2020.05.01 Fri エロゲーレビュー:9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ
このblogって何気に開設して10年経ってるんですね…。
多分最初のLyceeの対戦レポを載せていた(もう記事は削除してます)時期くらいしか、2日連続更新なんてしてないんじゃないか…。
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・公式
http://palette.clearrave.co.jp/product/haruiro/
・このBlog
Ep1
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-129.html
Ep2
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-134.html
1.キャラ
(1)香坂春風(CV:渚しろな)
このEpでの攻略キャラ。
自分の√で輝くタイプ。ファーストインプレッションから評価は大分上がった。
(2)結城希亜(CV:夏和小)
貴重な戦闘要員。
Ep4に向けて露出やキャラ的な見せ場も増えてきた。
(3)九條都(CV:澤田なつ)
Ep1のメインヒロイン。
戦闘向けではないにしろ、見せ場が割りと減った。
というか若干当て馬気味…。
(4)新海天(CV:沢澤砂羽)
ヒロインとしてもかわいいが、やっぱ日常シーンでのムーヴが強い。
というかこのキャラいないと話組みにくそう…。
2.システム
特筆点はなし。
Ep1、Ep2準拠で立ち絵鑑賞は実装。
3.音楽・演出
Ep1、Ep2準拠。エロシーンが動く。
まあ動いた方がエロいにはエロい。
4.シナリオ
(1)9 -nine-シリーズとして
Ep1→Ep2では被る描写が多かったが、Ep3は飛ばし気味。
早々に春風に連絡するしないのところまで話が進む。
選択肢の出方が、フルプラゲーのシナリオ選択みたいだなというイメージ。
翔の能力が「オーバーロード」として描写されるため、他の枝から知識を持ってくる、という描写があり、
このシリーズを継続してプレイした人と主人公の認識が合うような工夫がされている。
シナリオ最後で9-nineの意味が明かされる。
また、イーリスとソフィーティアの関係、その辺りも若干唐突な形で示される。
とはいえこの項目の詳細はゆきいろに譲るべきか。
(2)この作品単体としてみた場合
作品的には「起承転結」の「転」にあたる部分なので、前作2作とは若干毛色が異なる感じ。
枝の設定は割とガンガン使い、戦闘シーンも多め。
シナリオ展開としては、その中での春風の成長を中心に描いていく。
春風の翔に対する好感度は結構シナリオ初期から高いが、その中で春風という女の子とどう結ばれていくか、
その描写は悪くないと感じた。
割とやったった感はあれど、結局この枝ではイーリスを追い払ったに過ぎないこと、
最後のソフィーティアからの願いで、イーリスを止める、というのがEp4の目的であることがわかる。
また、過ぎたる力を持ち、人を殺めかけた主人公と与一の関係が葛藤として生まれる。
ただ、実際にゴーストを「殺めた(実際は幻体だから死んではいないが)」Ep2と比べ
殺めそうになった、で止まったあたり、自体は好転したのではないか、と思わなくもない。
BAD√はなし、というか強いて言うとシナリオの都合で何回か翔が死ぬので、
都度BADがある感じか。
イチャイチャは結構シナリオ途中に挟まる(温泉行ったり)で、
イーリスを倒した後も若干重めの話が続く感じなので、これまた分量は少なめ。
5.エロシーン
Ep1と同様回想枠3つ。
制服パイズリ初夜→女王人格授乳手コキ騎乗位→SMプレイ
エロシーンは個人的な感想にはなりますが、ぶっちぎりでよかったです。
6.総合評価
絵と声優のクオリティはさすがの一言。
ただ、Ep3くらいからさすがにここから始めると意味が分からなくなってくると思う。
そもそもロープライスのシリーズモノって、途中からやることを前提にしているのだろうか、って話はあるが。
結局記憶を消さない限り、途中からやっても話が分かるか否かの正常な判断って下せないと思うので。
そういう意味では、9-nine-シリーズは、おそらく全体を通さないと総合評価は出せないんだろうな、と考える。
この作品単独で見るなら、まあエロシーンはよかったが、そこは好みか。
以上。
多分最初のLyceeの対戦レポを載せていた(もう記事は削除してます)時期くらいしか、2日連続更新なんてしてないんじゃないか…。
0.関連ページ
・公式
http://palette.clearrave.co.jp/product/haruiro/
・このBlog
Ep1
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-129.html
Ep2
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-134.html
1.キャラ
(1)香坂春風(CV:渚しろな)
このEpでの攻略キャラ。
自分の√で輝くタイプ。ファーストインプレッションから評価は大分上がった。
(2)結城希亜(CV:夏和小)
貴重な戦闘要員。
Ep4に向けて露出やキャラ的な見せ場も増えてきた。
(3)九條都(CV:澤田なつ)
Ep1のメインヒロイン。
戦闘向けではないにしろ、見せ場が割りと減った。
というか若干当て馬気味…。
(4)新海天(CV:沢澤砂羽)
ヒロインとしてもかわいいが、やっぱ日常シーンでのムーヴが強い。
というかこのキャラいないと話組みにくそう…。
2.システム
特筆点はなし。
Ep1、Ep2準拠で立ち絵鑑賞は実装。
3.音楽・演出
Ep1、Ep2準拠。エロシーンが動く。
まあ動いた方がエロいにはエロい。
4.シナリオ
(1)9 -nine-シリーズとして
Ep1→Ep2では被る描写が多かったが、Ep3は飛ばし気味。
早々に春風に連絡するしないのところまで話が進む。
選択肢の出方が、フルプラゲーのシナリオ選択みたいだなというイメージ。
翔の能力が「オーバーロード」として描写されるため、他の枝から知識を持ってくる、という描写があり、
このシリーズを継続してプレイした人と主人公の認識が合うような工夫がされている。
シナリオ最後で9-nineの意味が明かされる。
また、イーリスとソフィーティアの関係、その辺りも若干唐突な形で示される。
とはいえこの項目の詳細はゆきいろに譲るべきか。
(2)この作品単体としてみた場合
作品的には「起承転結」の「転」にあたる部分なので、前作2作とは若干毛色が異なる感じ。
枝の設定は割とガンガン使い、戦闘シーンも多め。
シナリオ展開としては、その中での春風の成長を中心に描いていく。
春風の翔に対する好感度は結構シナリオ初期から高いが、その中で春風という女の子とどう結ばれていくか、
その描写は悪くないと感じた。
割とやったった感はあれど、結局この枝ではイーリスを追い払ったに過ぎないこと、
最後のソフィーティアからの願いで、イーリスを止める、というのがEp4の目的であることがわかる。
また、過ぎたる力を持ち、人を殺めかけた主人公と与一の関係が葛藤として生まれる。
ただ、実際にゴーストを「殺めた(実際は幻体だから死んではいないが)」Ep2と比べ
殺めそうになった、で止まったあたり、自体は好転したのではないか、と思わなくもない。
BAD√はなし、というか強いて言うとシナリオの都合で何回か翔が死ぬので、
都度BADがある感じか。
イチャイチャは結構シナリオ途中に挟まる(温泉行ったり)で、
イーリスを倒した後も若干重めの話が続く感じなので、これまた分量は少なめ。
5.エロシーン
Ep1と同様回想枠3つ。
制服パイズリ初夜→女王人格授乳手コキ騎乗位→SMプレイ
エロシーンは個人的な感想にはなりますが、ぶっちぎりでよかったです。
6.総合評価
絵と声優のクオリティはさすがの一言。
ただ、Ep3くらいからさすがにここから始めると意味が分からなくなってくると思う。
そもそもロープライスのシリーズモノって、途中からやることを前提にしているのだろうか、って話はあるが。
結局記憶を消さない限り、途中からやっても話が分かるか否かの正常な判断って下せないと思うので。
そういう意味では、9-nine-シリーズは、おそらく全体を通さないと総合評価は出せないんだろうな、と考える。
この作品単独で見るなら、まあエロシーンはよかったが、そこは好みか。
以上。
2020.04.30 Thu エロゲーレビュー:9-nine-そらいろそらうたそらのおと
年度末年度初の仕事と新型コロナウイルスで3月4月はバッタバタでしたが、緊急事態宣言に伴う自粛期間ではあるのでGWは予定なし8連休。
引きこもりコンテンツ消化についてはかなり時間を取れるので、積んでいたゲームをやっていきましょう。
ということで、先日Ep4が出たnineですが、3年前にここのつやってから全放置してたので、
一気にやってしまおうかなと。
0.関連ページ
・公式
http://palette.clearrave.co.jp/product/sorairo/
・このBlog
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-129.html
1.キャラ
(1)新海天(CV:沢澤砂羽)
この作品のメインヒロイン。分割作品なので、このキャラ以外は攻略できない。
実妹。声優もあってキャラが強い。
(2)九條都(CV:澤田なつ)
Ep1のメインヒロイン。
3年の時を経て、心は春風先輩に移り気味(
(3)香坂春風(CV:渚しろな)
先輩キャラ。Ep1と違い結構露出は多め。
Ep3のメインヒロインなので、しっかりと見せ場もあり。
(4)結城希亜(CV:夏和小)
他校の生徒。同じくEp1よりは活躍している。
2.システム
特筆点はなし。
引き続き立ち絵鑑賞は実装。
3.音楽・演出
Ep1の記事では特筆点なしと書いたが、エロシーンが動く。
4.シナリオ
(1)9 -nine-シリーズとして
魔眼のユーザーの伏線は回収したが、春風や希亜の能力の詳細については詳細は述べられていない。
また、眷属や与一の謎といった、新たな伏線が撒かれている。
(2)この作品単体としてみた場合
妹モノとしては、個人的には一応及第点。
妹√を描くにあたっては、個人的に「結ばれる過程の理屈付け」というのは非常に重要だと考えている。
その部分の描写を、アーティファクトによる暴走で欲求に正直になっている、という形で説明しているので、
理屈付けはありなのかなと思っている。
(余談だが、そういった意味でファンタジー的な舞台装置を排した作品で実妹√の描写は、相当に難しいと思っている)。
あとはゴーストを殺めた主人公の葛藤と、二人で支えあっていこう、という話の流れは、
分割作品の途中作品という、当然に完全なTrueEndとして描けない作品ながらも、収まるところに収めてはいると思う。
そういった意味では、伏線を多く撒かざるを得ない、導入としての仕事を与えられたEp1については、
若干辛口の評価をしたなと感じてはいる。
BAD√も健在。この√では天を忘れるという形で描写。
Ep1は都の死を結構直接描いているので、ややマイルドではあるが、バッド度合いは同程度。
(結局それは天の死に近いので)
Ep1はBAD後、最初からのやり直しであったが、今回はすぐ起点の選択肢に戻ることができる。
おそらく作品群自体が枝で構成されている、という説明はEp1で終わったからであろうか。
全体としては、いわゆるイチャイチャは少なめ。というかエッチして終わり感がある。
シリアスとのバランスは、Ep1と変わらずシリアス部分が多め。
5.エロシーン
Ep1と同様回想枠3つ。
END1とEND2で初夜があるため、フェラ→初夜、袋初夜、制服の3つ。
END1はBADのため、エッチはやや退廃的。
END2の初夜は漫才度は高め。
6.総合評価
絵と声優のクオリティはさすがなので、シナリオが合う合わないはあるだろうけど、作品としては及第点と思う。
シリアス系のシナリオだが、テキストボリュームはそこまで多く感じないので、サクッと終わったと感じた。
現代社会、というか他のコンテンツや仕事に学業と時間を取られがちなオタクにはあっていると思う。
というか、時代の要請なのだろうか…。
以上。
引きこもりコンテンツ消化についてはかなり時間を取れるので、積んでいたゲームをやっていきましょう。
ということで、先日Ep4が出たnineですが、3年前にここのつやってから全放置してたので、
一気にやってしまおうかなと。
0.関連ページ
・公式
http://palette.clearrave.co.jp/product/sorairo/
・このBlog
http://escaper0702.blog.2nt.com/blog-entry-129.html
1.キャラ
(1)新海天(CV:沢澤砂羽)
この作品のメインヒロイン。分割作品なので、このキャラ以外は攻略できない。
実妹。声優もあってキャラが強い。
(2)九條都(CV:澤田なつ)
Ep1のメインヒロイン。
3年の時を経て、心は春風先輩に移り気味(
(3)香坂春風(CV:渚しろな)
先輩キャラ。Ep1と違い結構露出は多め。
Ep3のメインヒロインなので、しっかりと見せ場もあり。
(4)結城希亜(CV:夏和小)
他校の生徒。同じくEp1よりは活躍している。
2.システム
特筆点はなし。
引き続き立ち絵鑑賞は実装。
3.音楽・演出
Ep1の記事では特筆点なしと書いたが、エロシーンが動く。
4.シナリオ
(1)9 -nine-シリーズとして
魔眼のユーザーの伏線は回収したが、春風や希亜の能力の詳細については詳細は述べられていない。
また、眷属や与一の謎といった、新たな伏線が撒かれている。
(2)この作品単体としてみた場合
妹モノとしては、個人的には一応及第点。
妹√を描くにあたっては、個人的に「結ばれる過程の理屈付け」というのは非常に重要だと考えている。
その部分の描写を、アーティファクトによる暴走で欲求に正直になっている、という形で説明しているので、
理屈付けはありなのかなと思っている。
(余談だが、そういった意味でファンタジー的な舞台装置を排した作品で実妹√の描写は、相当に難しいと思っている)。
あとはゴーストを殺めた主人公の葛藤と、二人で支えあっていこう、という話の流れは、
分割作品の途中作品という、当然に完全なTrueEndとして描けない作品ながらも、収まるところに収めてはいると思う。
そういった意味では、伏線を多く撒かざるを得ない、導入としての仕事を与えられたEp1については、
若干辛口の評価をしたなと感じてはいる。
BAD√も健在。この√では天を忘れるという形で描写。
Ep1は都の死を結構直接描いているので、ややマイルドではあるが、バッド度合いは同程度。
(結局それは天の死に近いので)
Ep1はBAD後、最初からのやり直しであったが、今回はすぐ起点の選択肢に戻ることができる。
おそらく作品群自体が枝で構成されている、という説明はEp1で終わったからであろうか。
全体としては、いわゆるイチャイチャは少なめ。というかエッチして終わり感がある。
シリアスとのバランスは、Ep1と変わらずシリアス部分が多め。
5.エロシーン
Ep1と同様回想枠3つ。
END1とEND2で初夜があるため、フェラ→初夜、袋初夜、制服の3つ。
END1はBADのため、エッチはやや退廃的。
END2の初夜は漫才度は高め。
6.総合評価
絵と声優のクオリティはさすがなので、シナリオが合う合わないはあるだろうけど、作品としては及第点と思う。
シリアス系のシナリオだが、テキストボリュームはそこまで多く感じないので、サクッと終わったと感じた。
現代社会、というか他のコンテンツや仕事に学業と時間を取られがちなオタクにはあっていると思う。
というか、時代の要請なのだろうか…。
以上。
2020.03.11 Wed エロゲーレビュー:RIDDLE JOKER
2年越しの課題を解決。
共通は2年前にやって、個別をこの2週間くらいで終わらせました(
新型コロナウイルスの関係で結構予定が空きがちになったので、割とエロゲする時間が取れたり。
ということで意外に前回の記事更新から時間空けずにフルプラもう1本走れました。
0.公式等
http://www.yuzu-soft.com/products/riddle/index.html
1.キャラ
昔の自分のblogの記事を見ると攻略順一応メモってたっぽい。最近はサボっていた。
葉月→七海→茉優→千咲→あやせ。特に意識をしたつもりはないけど、図らずとも重要2√を後半に持ってきていた。
個人的に茉優→あやせは守られていればあとは適当でいいと思う。
(1)三司あやせ
ナイチチセンターヒロイン。CV沢澤砂羽
乳も、性格も、能力すらも偽っていたセンターヒロイン。
アイドルっぽいことをやっているが、中の人はアイドルマs…おっと誰か来たようだ。
(2)在原七海
血のつながらない妹。CVくすはらゆい。
個別に入ったあとは特段中二病要素はなかった気がする。
(3)式部茉優
二留のパイセン。CV西園純夏。まあ音ちんなんですが。
√はあやせとの関係性が強い。
(4)二条院羽月
ムッツリ黒髪。CV遥そら
ゆずは何気に黒髪はどの作品でも1人はいますね。
(5)壬生千咲
サブヒロイン。CV夏和小。
サブヒロインかつ、表面上は唯一の非アストラル能力者ヒロイン(実際はあやせも能力者ではないが)
非アストラル能力者の攻略ヒロインは何気オンリーワン枠なので、後輩ということも相まってかなりつよつよ。
2.システム
フローチャート、ボイスお気に入り機能等が特筆。
記憶が薄れているので何ともだが、千恋からそこまで変わってはいないかと。
特にフローチャートは、後から今みたいに感想起こすときとかにすげえ便利(
そもそも千恋の時点で他のADVシステムの数手先を行っていると思うので、システム面での不満はありませんが。
3.音楽・演出
ED曲がヒロインごとに違うのは、千恋から。
他に音楽や演出面での際立った特色はない。
4.シナリオ
(1)総論
・そもそもこの舞台装置は恋愛ADVにあっていたのか
このゲーム全体、特に個別をやっていて思ったのが、そもそも主人公が特班に所属した潜入捜査員っていう設定自体が、シナリオ上で邪魔になっていることが多々あること。
まず、ヒロインに対してやたら後ろめたい。七海以外はそもそも主人公側から話せない事項も多いため、その葛藤のパートもあるし、読んでいて何とも言えないことも多い。七海が人気なのはこの辺りもあるんじゃないかと思うくらい。
次にシナリオ展開上、素性がバレる必要があるヒロイン(茉優と羽月)の√の主人公がやたら格好悪い。
バレ方が潜入失敗なので、プレイヤーから見て、主人公が格好悪くてげんなりする。
特に羽月√は最後の主人公の見せ場すらないので、いいところが全くない。
共通でもヘマしているというのはいい(全然よくないけど)として、あやせ√でも理事長にバレているし、どこかしらの√で何かしらやらかしているイメージ。
そもそも潜入工作員が潜入にバレている時点で話にならないし、バレないと話が進まないということであれば、それはそもそもの設定が恋愛ADVに向いていないということ。
アイルノーツもそうだったが、ゆずはたまに奇をてらった主人公設定でやらかしている感じがする。
・共通√と全体テーマ
共通√は学園の潜入、あやせの護衛まで。あやせの護衛は文化祭までなので、分岐はここから。
(フローチャート上、茉優だけ分岐が一歩早いが)
全体テーマは総論にもあるが、アストラル絡み。というかそれ以外に一貫しているテーマはない。
主人公が工作員のため、身分違いの恋愛という視点もあるが、その観点だと七海が除外される。
アストラル規制派との闘い、という観点もあるが、羽月(と千咲)がそもそも除外で、茉優√も実は原因がこの√だとわからないので、規制派うんぬんの下りが実は存在しない(研究室の襲撃計画の話までは出るが、その先はない)
√のボリュームはフローチャート上では結構ばらつきがあり、一番長いのが羽月でチャプター10まで。茉優が8で、あやせと七海は7。身バレの工程が個別ルートで省略できる2人がチャプター上は少ないというイメージ。ちなみにサブの千咲は6まで。
(2)各論
・あやせ
琴里関係√だが、同じ琴里関係の茉優√と違い、こちらは原因そのものを他の失踪者と絡めながら追う形なる。
恭平や香里の正体がわかるのはこの√のみ。逆に茉優については「信頼できる研究者」というぼかされ方をしている(とはいえ、呼びかけで「琴里」呼び捨てにしているが)
暴走と主人公についても、茉優√は主人公の能力を付与、という形で行うのに対して、こちらは主人公そのものが暴走状態になるのを自身のアストラル能力で抑え込む形となる。
あやせが最後まで偽っていた自身の能力がないこと、最後に判明する関係者の裏の顔、主人公の見せ場と、この作品でシナリオとしては一番王道。
先に茉優をやっていると「私生児」のくだりでなんとなく理事長と琴里とあやせの関係に気づくと思う。個人的には茉優の後にやりたいシナリオ。
・七海
最初から好感度はマックスのため、くっつく速度は早い(何気にあやせも早いが)。
規制派のやることが一番ぶっ飛んでる。あやせ√を見た後だと恭平もなんとかしろよと思わなくもない。
最後の戦いで主人公のやることが若干博打めいているが、この√については特段のヘマもないので、あやせの次くらいには王道。
・茉優
あやせと表裏一体の√。琴里の暴走を何とかするのがメイン。
あやせ√では結局暴走を抑制する薬を開発していたが、この√では開発が芳しくなく、主人公の能力を付与する形での解決を図ることとなる。
この√では原因については不明、最後にあやせが何気に絡んでくるのも不明とあり、あやせ√をやって補完することになる。最後も「伊勢先輩」と呼びかけるあたり、異母姉妹の関係であることは隠している様子。
ただし潜入はバレる、勝手なことをして親父に大目玉を食らうなど、主人公がかなりどうしようもない。
・羽月
言い方は悪いが、一番やるのがつらかった√。
主人公に見る点がない、他の3√と違い敵が明らかに小物、そのくせくっつくまでにやたら長い…。
清濁併せ飲む形への羽月の成長がテーマなのだろうが、それにしたってという感じ。
・千咲
サブヒロインだが、非アストラル能力者との恋愛というオンリーワンのテーマを扱う。
正直、それだけで1つメイン√のテーマは扱えるレベルだとは思う。
声優、後輩というのも相まって、個人的にはかなり好きなヒロイン。
5.エロシーン
回想枠はあやせと羽月は5、七海と茉優は6、千咲は3。
本編の流れで入れると話のテンポを阻害すると考えたのか、アフターが2枠(千咲は1枠)存在。
あやせ:初夜、水着ナイズリ、部屋着、取材用の服、制服乳マッサージ。
七海:自慰、私服、特班、下着フェラ、水着、制服
茉優:自慰、水着、制服、私服、夜這い、裸白衣
羽月:私服、制服フェラ、制服お会い刷り、水着、運動着
千咲:制服フェラ、私服69、水着ビデチャ
6.総合評価
喫茶ステラをやった後にやったので特殊なプレイ順だが、喫茶ステラはリドジョでいろいろシナリオで意見がついたからあそこまで思考停止のヒロインイチャイチャものになったんじゃないかとは邪推した。
割とマンネリを打破しようと思って失敗した感じはする。
シナリオの項でも述べたが、そもそもの設定が失敗だった感じはする。
結局それで読んでいてちょっと食傷気味の感じはでるわ、シナリオ展開上主人公にヘマをさせることになって感情移入も難しいやらで正直シナリオ面ではかなり苦言を呈したい感じ。
半端にシナリオに厚みを出そうとして失敗するくらいなら喫茶ステラくらい思考停止イチャ付きメイン作った方がいいし、やるなら千恋レベルでまとめて欲しい。個人的に最近のゆずゲーは千恋が一番バランスが取れていると思う。
(個人的にサノバのシナリオは推したいが、あれはあれで尖らせてるから賛否はあると思う)
以上。
共通は2年前にやって、個別をこの2週間くらいで終わらせました(
新型コロナウイルスの関係で結構予定が空きがちになったので、割とエロゲする時間が取れたり。
ということで意外に前回の記事更新から時間空けずにフルプラもう1本走れました。
0.公式等
http://www.yuzu-soft.com/products/riddle/index.html
1.キャラ
昔の自分のblogの記事を見ると攻略順一応メモってたっぽい。最近はサボっていた。
葉月→七海→茉優→千咲→あやせ。特に意識をしたつもりはないけど、図らずとも重要2√を後半に持ってきていた。
個人的に茉優→あやせは守られていればあとは適当でいいと思う。
(1)三司あやせ
乳も、性格も、能力すらも偽っていたセンターヒロイン。
アイドルっぽいことをやっているが、中の人はアイドルマs…おっと誰か来たようだ。
(2)在原七海
血のつながらない妹。CVくすはらゆい。
個別に入ったあとは特段中二病要素はなかった気がする。
(3)式部茉優
二留のパイセン。CV西園純夏。まあ音ちんなんですが。
√はあやせとの関係性が強い。
(4)二条院羽月
ムッツリ黒髪。CV遥そら
ゆずは何気に黒髪はどの作品でも1人はいますね。
(5)壬生千咲
サブヒロイン。CV夏和小。
サブヒロインかつ、表面上は唯一の非アストラル能力者ヒロイン(実際はあやせも能力者ではないが)
非アストラル能力者の攻略ヒロインは何気オンリーワン枠なので、後輩ということも相まってかなりつよつよ。
2.システム
フローチャート、ボイスお気に入り機能等が特筆。
記憶が薄れているので何ともだが、千恋からそこまで変わってはいないかと。
特にフローチャートは、後から今みたいに感想起こすときとかにすげえ便利(
そもそも千恋の時点で他のADVシステムの数手先を行っていると思うので、システム面での不満はありませんが。
3.音楽・演出
ED曲がヒロインごとに違うのは、千恋から。
他に音楽や演出面での際立った特色はない。
4.シナリオ
(1)総論
・そもそもこの舞台装置は恋愛ADVにあっていたのか
このゲーム全体、特に個別をやっていて思ったのが、そもそも主人公が特班に所属した潜入捜査員っていう設定自体が、シナリオ上で邪魔になっていることが多々あること。
まず、ヒロインに対してやたら後ろめたい。七海以外はそもそも主人公側から話せない事項も多いため、その葛藤のパートもあるし、読んでいて何とも言えないことも多い。七海が人気なのはこの辺りもあるんじゃないかと思うくらい。
次にシナリオ展開上、素性がバレる必要があるヒロイン(茉優と羽月)の√の主人公がやたら格好悪い。
バレ方が潜入失敗なので、プレイヤーから見て、主人公が格好悪くてげんなりする。
特に羽月√は最後の主人公の見せ場すらないので、いいところが全くない。
共通でもヘマしているというのはいい(全然よくないけど)として、あやせ√でも理事長にバレているし、どこかしらの√で何かしらやらかしているイメージ。
そもそも潜入工作員が潜入にバレている時点で話にならないし、バレないと話が進まないということであれば、それはそもそもの設定が恋愛ADVに向いていないということ。
アイルノーツもそうだったが、ゆずはたまに奇をてらった主人公設定でやらかしている感じがする。
・共通√と全体テーマ
共通√は学園の潜入、あやせの護衛まで。あやせの護衛は文化祭までなので、分岐はここから。
(フローチャート上、茉優だけ分岐が一歩早いが)
全体テーマは総論にもあるが、アストラル絡み。というかそれ以外に一貫しているテーマはない。
主人公が工作員のため、身分違いの恋愛という視点もあるが、その観点だと七海が除外される。
アストラル規制派との闘い、という観点もあるが、羽月(と千咲)がそもそも除外で、茉優√も実は原因がこの√だとわからないので、規制派うんぬんの下りが実は存在しない(研究室の襲撃計画の話までは出るが、その先はない)
√のボリュームはフローチャート上では結構ばらつきがあり、一番長いのが羽月でチャプター10まで。茉優が8で、あやせと七海は7。身バレの工程が個別ルートで省略できる2人がチャプター上は少ないというイメージ。ちなみにサブの千咲は6まで。
(2)各論
・あやせ
琴里関係√だが、同じ琴里関係の茉優√と違い、こちらは原因そのものを他の失踪者と絡めながら追う形なる。
恭平や香里の正体がわかるのはこの√のみ。逆に茉優については「信頼できる研究者」というぼかされ方をしている(とはいえ、呼びかけで「琴里」呼び捨てにしているが)
暴走と主人公についても、茉優√は主人公の能力を付与、という形で行うのに対して、こちらは主人公そのものが暴走状態になるのを自身のアストラル能力で抑え込む形となる。
あやせが最後まで偽っていた自身の能力がないこと、最後に判明する関係者の裏の顔、主人公の見せ場と、この作品でシナリオとしては一番王道。
先に茉優をやっていると「私生児」のくだりでなんとなく理事長と琴里とあやせの関係に気づくと思う。個人的には茉優の後にやりたいシナリオ。
・七海
最初から好感度はマックスのため、くっつく速度は早い(何気にあやせも早いが)。
規制派のやることが一番ぶっ飛んでる。あやせ√を見た後だと恭平もなんとかしろよと思わなくもない。
最後の戦いで主人公のやることが若干博打めいているが、この√については特段のヘマもないので、あやせの次くらいには王道。
・茉優
あやせと表裏一体の√。琴里の暴走を何とかするのがメイン。
あやせ√では結局暴走を抑制する薬を開発していたが、この√では開発が芳しくなく、主人公の能力を付与する形での解決を図ることとなる。
この√では原因については不明、最後にあやせが何気に絡んでくるのも不明とあり、あやせ√をやって補完することになる。最後も「伊勢先輩」と呼びかけるあたり、異母姉妹の関係であることは隠している様子。
ただし潜入はバレる、勝手なことをして親父に大目玉を食らうなど、主人公がかなりどうしようもない。
・羽月
言い方は悪いが、一番やるのがつらかった√。
主人公に見る点がない、他の3√と違い敵が明らかに小物、そのくせくっつくまでにやたら長い…。
清濁併せ飲む形への羽月の成長がテーマなのだろうが、それにしたってという感じ。
・千咲
サブヒロインだが、非アストラル能力者との恋愛というオンリーワンのテーマを扱う。
正直、それだけで1つメイン√のテーマは扱えるレベルだとは思う。
声優、後輩というのも相まって、個人的にはかなり好きなヒロイン。
5.エロシーン
回想枠はあやせと羽月は5、七海と茉優は6、千咲は3。
本編の流れで入れると話のテンポを阻害すると考えたのか、アフターが2枠(千咲は1枠)存在。
あやせ:初夜、水着ナイズリ、部屋着、取材用の服、制服乳マッサージ。
七海:自慰、私服、特班、下着フェラ、水着、制服
茉優:自慰、水着、制服、私服、夜這い、裸白衣
羽月:私服、制服フェラ、制服お会い刷り、水着、運動着
千咲:制服フェラ、私服69、水着ビデチャ
6.総合評価
喫茶ステラをやった後にやったので特殊なプレイ順だが、喫茶ステラはリドジョでいろいろシナリオで意見がついたからあそこまで思考停止のヒロインイチャイチャものになったんじゃないかとは邪推した。
割とマンネリを打破しようと思って失敗した感じはする。
シナリオの項でも述べたが、そもそもの設定が失敗だった感じはする。
結局それで読んでいてちょっと食傷気味の感じはでるわ、シナリオ展開上主人公にヘマをさせることになって感情移入も難しいやらで正直シナリオ面ではかなり苦言を呈したい感じ。
半端にシナリオに厚みを出そうとして失敗するくらいなら喫茶ステラくらい思考停止イチャ付きメイン作った方がいいし、やるなら千恋レベルでまとめて欲しい。個人的に最近のゆずゲーは千恋が一番バランスが取れていると思う。
(個人的にサノバのシナリオは推したいが、あれはあれで尖らせてるから賛否はあると思う)
以上。