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2022.08.06 Sat エロゲーレビュー:花鐘カナデ*グラム Chapter:1 小桜結

低価格ゲーなのと、Chapter:2のヒロインの見た目が割と好みなので手をつけてみた。
なおアリスグラムとサクラグラムは未履修。

0 公式・関連ページ等

1 キャラ
(1)小桜結
CV:歩サラ
Chapter1の攻略ヒロイン。公式の紹介は「小悪魔×ムードメーカー×恋愛好き」。
あとは実は臆病。

(2)花ノ香澄玲
(3)星泉コトナ
(4)綾世奏
Chapter2以降のヒロイン陣
シリーズの立ち上がりなので序盤こそ均等くらいに出番はあるが、話が進むとあまり出番はない。

2 システム
インストールされているキャラのストーリーを選択できるような仕組みになっており、CGやシーン回想は結以外のキャラのものも項目だけは出ているため、それぞれのキャラを独立してプレイできる、という低価格ゲーの持ち味を守りつつ、より作品群としての一貫性を持たせる仕様となっている。
また、ICOモードというTipsのようなものがあり、作中の用語については解説が備わっている。
ADVの面では、お気に入りボイスなどの機能等は搭載。ゲームを進める上でのストレスはそうないと思われる。

3 音楽・演出
アーケンの使用にカットインが入る。
あと、作中のシーンについて時間の表示が出るため、細かく何時くらいか、というのを把握しやすい。作中だと、結の部屋に泊まった時に朝飯を作ってくれるシーンで、時間表示を見れば一発でやたら早い時間だな、というのをプレイヤー側で瞬時に把握できるのは大きい。

4 シナリオ
アーケンという舞台装置を使っての、灯と結の交流が主軸。
作中描写をみても、4人全員がそこそこ好感度高めの状態で始まっているようなので、√の入りにそこまでの違和感はない。

正直、話としてはそこまで特筆することはない。
いい意味で淡々とイベントをこなして、関係を深めあっていく流れ。
アーケンがバディを組む流れに違和感を感じさせなくさせる効果はあるかな、というレベル。

回収されていなさそうな伏線はあるが、シリーズ物の1発目なので当然といえば当然か。
(そもそもアリスグラムをやっていないので、伏線ではなく前作で示されている事項だとしてもわからないが…)

5 エロシーン
6シーン。うち2つは作中回収ではなく、アフター回収。
初夜、スク水、パイズリ、私服、ラブホ風呂、浴衣野外

6 総合評価
過去作をやっていなくても話自体は違和感なく読めるのと、低価格ゲーの作品群ということで、単体でもそれなりには仕上げたな、という印象。
システムや演出に一手間入れているのと、エロシーンには力を入れているのはわかる。そういったところは評価点。
一方で、シナリオ自体は若干淡白目に感じた。アリスグラム→サクラグラムという作品の流れの中で、さらに低価格作品群の1つという位置付け、と制約は多いため、致し方ない部分はあるのか。

シナリオ自体も長くはない。絵師さんや声優さんが好き、というところでも手を出しやすい作品ではある。何かしら自分の中で合致する方向があるなら、手を出すのも悪くはないと思う。



以上

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